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2010年09月13日 23:47
グーテン・ターク!皆さま、こんにちは
まだまだ残暑が続いていますが、皆様いかがお過ごしですか。
日本より北に位置するドイツでは、一足先に秋の気配が感じられるようになりました。夏のバカンスに出かけていたドイツ人たちが戻ってきて、都市は賑やかになります。オペラやコンサートの新しいシーズンのスタートももうすぐです。
年間を通して、楽しいイベントが目白押しのドイツですが、これからはビール祭りなどの陽気な民俗祭が各地で開催されます。ドイツ南部のミュンヘンでは、もうすぐ世界最大のビール祭り「オクトーバーフェスト」が開催されます。200周年を迎える今年は例年より1日長く、9月18日から10月4日までです。
今月号では、楽しい秋を過ごせる情報が盛りだくさんです。
ダイジェスト
中世の町並みが美しい城壁の町、ネルトリンゲン
世界遺産と燻製ビールの町バンベルク
ザクセンスイスでハイキング ~ドレスデンから足を延ばして
FIFA女子ワールドカップ2011 前売りシングルチケット販売開始
フィガロ・ヴォヤージュのドイツ特集9月6日発売!
中世の町並みが美しい城壁の町、ネルトリンゲン
~「ロマンチック街道誕生60周年」より
© Romantische Straße Touristik Arbeitsgemeinschaft GbR
今年誕生60周年で改めて注目を浴びているロマンチック街道。28の都市が加盟しするドイツで最も人気のある観光街道です。今回はその中から、中世の面影を強く残すネルトリンゲンの町を訪ねます。
ネルトリンゲンは人口1万9千人の小さな町です。町はほぼ完璧な円形をしており、そのまわりは中世の市壁でぐるりと囲まれています。町は華やかというわけではありませんが、落ち着いた雰囲気を持っており、賑やかな観光地からやってくるとホッとできる中世の町です。
長さ2.7キロの城壁にはには5つの城門があります。中世の時代、夜になると安全のためにこれらの門は全て閉められました。町のちょうど真ん中にはランドマークである聖ゲオルク教会がそびえ、この塔は「ダニエルの塔」と呼ばれて市民や観光客に愛されています。
90メートルの高さを誇るダニエルの塔。350段の階段を昇れば、塔の上から町をぐるりと一周眺めることができます。塔の上には塔主がいて、現在でも22時から0時の間の30分おきに町の安全を確認し、「おーい、仲間たちよー」と叫び人々に安全を知らせます。これは15世紀のある夜、閉めたはずの城門からブタが逃げ、「おーいブタが逃げたぞー」と叫んだことに由来します。
ネルトリンゲンは1500万年前に隕石が落ちた跡に出来た町として知られています。上空からみると町は美しい円形をしています。しかし、これが隕石の落ちたときの跡ではなく、隕石が地球にぶつかった衝撃は、実際はもっと広範囲にわたり直径25キロにもおよぶ盆地を作り上げました。町にはクレーター(隕石)博物館があり必見です。
ロマンチック街道についてはこちら
世界遺産と燻製ビールの町バンベルク
バンベルクは、ドイツ南部のワインで有名なフランケン地方に位置し、7つの丘に囲まれた千年の歴史を持つ町です。第二次世界大戦の戦火を免れたことによって、中世の姿を残したままバロックの町として発展しました。1993年には旧市街がユネスコ世界遺産登録にされました。
かつての漁師の居住区に立ち並ぶ、美しい古い木組みの家々は、神聖ローマ帝国皇帝マキシミリアン1世に、その美しさから「小ベニス」と呼ばれました。現在、漁師は1軒のみとなりましたが、バルコニーと小さな前庭、ボートの船着場など、ロマンチックな水辺の風景を見ることができます。
小ベニスのすぐ近くの旧市庁舎は、14世紀にレグニッツ川の人工中洲に建てられました。当時は川が市民と司教の居住区の境となっていました。市民側も司教側も、市庁舎をどちら側に建てるかということで意見がまとまらず、境である川が妥協点となったという言い伝えがあります。建物の前面はバロック様式の絵画で飾られ、1463年から現在の姿を維持しています。建て増しされた木組みの建物は、写真のようにレグニッツ川に浮かんでいるように見えます。
ワイン産地フランケンに位置するバンベルクですが、地ビールである「ラオホビア(燻製ビール)」がとても有名です。町には9つのビール醸造所がありますが、そのうち2つが現在もラオホビールを醸造しています。麦芽をブナやカシの煙で燻すことによって、ビールに心地よいスモークの香りが加わり、ホップの苦味とのバランスが絶妙です。「初めは驚くかもしれないけれども、黙って飲み続けると、3杯目でその味の深さがわかる」と地元では言われています。どんな味がするか、ぜひ現地で試してみてはいかがでしょうか。
バンベルクの観光情報はこちら
ザクセンスイスでハイキング ~ドレスデンから足を延ばして
日本は今、山歩きブームですが、ハイキングが好きな方にもドイツはおすすめです。都市部から一歩外に出るだけで自然と触れ合うことができます。また、山登りに必要なアイテムは、ドイツでは比較的リーズナブル。アウトドアショップの数も多く品揃えも豊富です。
今回はドレスデンから日帰りで、「ザクセンスイス」へハイキングに出掛けてみましょう。ドレスデンからエルベ川上流へ20キロ、チェコとの国境周辺にある不思議な形をした岩山がそびえる地帯がザクセンスイスです。275平方キロメートルの広範囲にわたって国立自然公園に指定されています。
長年の侵食作用がつくりだした高さ200メートルもの奇岩が2千以上も切り立ち、荒々しい独特な風景を形成しています。この奇岩は砂岩で、ドレスデンのフラウエン教会などドレスデン建築の建材として利用されました。
特にこの辺りから産出される砂岩は多くの鉄分を含んでいるため酸化がすすみ、黒ずんでいるためドレスデンの建築物も同じように黒いのです。
この地は、すでに18世紀半ばころからここを歩いてドレスデンへ向かう旅人を魅了し、保養地としてもドレスデンの人々に親しまれてきました。
それから250年ほどたった今でも、ドレスデンのみならずヨーロッパ中から、ハイキングやロッククライミングを楽しむ人が多く訪れます。
112キロメートルにもおよぶコースは8区間に分けられていて、中でも景勝地バスタイコースはそのハイライト。
スタートはドレスデン中央駅からSバーンで30分のシュタットヴェーレン駅(Stadt Wehlen)です。ここで渡し舟で対岸へ渡り、バスタイに向かって登り始めます。ハイキングコースは標識もあり、よく整備されているので迷う心配はありません。
バスタイから1850年に造り直されたバスタイ橋を渡ると、13世紀の遺跡があります。中世には石弓があった砦で、包囲攻撃を受けたときには岩山にかかる歩道橋を外すことができました。
ここからの眺めを楽しんだあとは、エルベ川沿いの村、クアオルト・ラーテン(Kurort Rathen)まで下ると約3時間のハイキングもおしまいです。
さらにザクセンスイスを満喫するには、クアオルト・ラーテンからエルベ川を蒸気船に乗ってケーニッヒシュタインへ(Koenigstein)向かいます。ここから要塞へのぼりましょう。この要塞の歴史は13世紀までさかのぼることができます。
15世紀半ばからザクセンを治めていたヴェッテン家の所有に、そして1913年までは軍事地区として有事の宮廷の避難所、またザクセン宮廷の美術品の保管所、両大戦時には捕虜主要所としても使用されました。要塞は現在野外博物館となっており、見学ができます。
ドレスデンの観光情報はこちら
FIFA女子ワールドカップ2011 前売りシングルチケット販売開始
© OK 2011/Fotoagentur Kunz
男子W杯が開催された2006年、ドイツ全国が世界中から訪れたサッカーファンの熱狂の渦に包まれました。あの興奮がもう一度、2011年の夏、なでしこジャパンと共にドイツにて蘇ります。
キックオフは6月26日、ベルリンのオリンピックスタジアム。その後7月17日までの3週間、ドイツ国内の9都市で、なでしこジャパンやドイツ代表を含む16の世界のベスト女子チームが熱い戦いを繰り広げます。
既に昨年より観戦チケットの販売は開始されましたが、まだ購入していない方も今後チャンスがあります。2010年9月15日からの第3タームでは、シングルチケットの販売が行われます。来年のサッカー女子W杯の開幕直前までチケットを手に入れるチャンスがありますので、ぜひチェックしてみてください。
【第3ターム】
●2010年9月15日から11月15日まで
●全てのシングルチケット (オープニング及びフィナーレも含む)
●料金: 10ユーロから200ユーロ (子供&青少年の特別割引チケットあり)
●申し込み順の先着販売
【第4ターム】
●2010年12月1日から2011年1月31日
●組み合わせ決定後に行われるタームなので、好きなチームの試合を選択可能。
●申し込み期間終了後、抽選により販売
【第5ターム】
●2011年2月15日から4月30日
●第4タームの期間中に残ったチケットを申し込み順の先着販売
また、2011年5月15日からはラスト・ミニッツの販売期間が予定されています。尚、上記の予定は常に変更の可能性がありますので予めご了承ください。
お申し込みの公式サイトはこちら。
ドイツが再び世界中のサッカーファンの歓喜にわく瞬間を、ぜひ現地で体感してみませんか。
FIFA女子ワールドカップ2011の詳細はこちら
フィガロ・ヴォヤージュのドイツ特集9月6日発売!
『歴史とメルヘンに浸るドイツの旅 ベルリンとロマンティック街道へ』
©madame FIGAROjaponvoyage Vol.20
雑誌『フィガロジャポン』から生まれたトラベルムック『フィガロ ヴォヤージュ』最新号は、ドイツの旅がテーマです。
旧東ドイツの面影を残しながらも、アーティストたちによってぐんぐんと成長するベルリン。そして、フランクフルトにほど近いヴュルツブルクから、白亜の城の待つフュッセンまで続くロマンティック街道。
このふたつのエリアを中心に、ベルリンから行く田舎町や旬のデザインが集まるミュンヘンまで、ドイツの魅力をたっぷりお届けします。
お問い合わせ:阪急コミュニケーションズ
このウラログへのコメント
> 凛007さん
綺麗ですよ、のんびりした感じでドイツだなあ、ヨーロッパに来たと感じられますよ。因みに日本にも日本ロマンティック街道というものが北関東にありますよ。クリスマスもドイツは素敵ですよ
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