隣で寝ている彼女へ悪戯する妄想(前編)

※画像はイメージです












やることもないのに眠れない夜


隣では静かにスヤスヤ眠る彼女


ちょっと寂しい気持ちになって


寝ている彼女の右手のひらに


自分の左手のひらをポトンと乗っけてみる


ピクッとだけ反応する手のひら


何となく握ってくれてる感じがして嬉しくなる




暖かい彼女の手のひら


心地良さそうな寝顔


つい邪魔したくなる衝動に駆られる




男は体を横へ向ける


右手をそっと伸ばし


彼女の鼓動を確かめる


手のひらよりももっと暖かくて


何もかも包み込んでくれるような優しさを感じて


思わずその感触に幸せを感じてしまう




それでもまだ起きない彼女


一人で起きている寂しい衝動からか


怒られるのを承知で


指先を、そっと押し込む




反応はまだ無い




反応が無いのを良いことに


男の欲望がどんどん膨らみ始める




押し込んだ指先は徐々に弧を描き初め


何周かした後…


パジャマ越しの敏感な部分に


人差し指をフィットさせる


押したり戻したりを繰り返すと


心なしか硬直してきたかに感じた




男の股間は見る見る膨らみ


今すぐにでも襲いたい衝動を必死に抑え


手のひらに感じる柔らかさと


指先に感じる尖った場所を楽しむ




男は完全に火がついてしまった様だ


いてもたっても居られなくなり


固く尖った敏感な場所から


より敏感な場所へ目指し


指先でなぞるように


ゆっくりと丘を降りていく




彼女の反応を微塵も見逃さぬ様に見つめつつ

指先を…


谷間

おへそ

腰

お尻


彼女のボディラインを確かめる様に


ゆっくりと順番になぞってゆく




指先は一番敏感な部分を通り過ぎようとする場所で止まる


まだ太股の辺り


彼女がまだ起きてこないのを確認すると


男はニヤリと笑みを浮かべ


また指先を動かし出す




それは一瞬の出来事




指先が内股を通り過ぎ


太股の付け根に差し掛かった瞬間


彼女の短い息遣いと共に


微かにカラダが震えた




男は確信した


彼女は起きていないのではない


今更恥ずかしくて起きられないのだと




やがて指先は秘部の入り口を捉える


二重の布で覆われていても


そこは既に


体温以上の温かみを帯びているのが分かる