就職浪人

就職浪人ってのを

認める大学があるそうな。


太郎は何を隠そう、留年経験者だ。

就職浪人ではない。

単位が足りなくて、

教養課程から専門課程へ進むのに1年余計にかかった。

普通は留年ってのは4年生でやるらしいが、

２年生を２回やったのだ。



でもね、

太郎が通った大学は留年多かった。

工学部全体で留年率は３２％。

太郎がいた学科に至っては４７％。


専門課程に行ってみたら知ってる顔ばっかりだった。


そんな太郎の同期で就職できなかったヤツは

滅多にいない。(就職してない=行方知れず)

っていうか、

太郎は大学４年の５月には就職先決まってたもんな。



今の学生は大変だねぇ～。

と、やや、他人事的に思うのは・・・。



厳しい就職状況で入ってきたはずの新人見てて

出来がいいと思えないからなのだよね。



太郎のいる会社自体がいい人材が取れないほど

ヘボい会社だからかも知れないけどね。



一般礼儀だけ知ってるだけのおとなしい子

ばっかりだなぁ。



同期入社とか
１～２年後輩は
結構強烈なキャラのヤツ多いんだけどな。