君の声

人は何かを認知する際、
その８割を視覚で捉え、
それが何なのか判別するそうです。

しかし人は出会った相手に
すべて好意を持つわけではありません。

聴覚、触感、嗅覚など
他の五感をフル動員して
目の前の人物を理解しようとします。

そんな時、意外と重要な働きを
するのが「声」。

話し方にその人の知性や教養、
現在の心のあり方などが含まれてきます。

会話はその人のすべてを表す、と
言っても過言ではないでしょう。



例えば面接。

書面でその人の大体の経歴を知り、
面接する事でその人の全体像の８割が
分かってしまうそうです。

そんな初対面の相手に自分の事が
分かってたまるか、とは
言いたくなりますが、
なんとなく分かるような気がするのも
いたし方ないですかな。

それに自分が優れている、という「演技」を
上手くできるのも
それは才能の一つ。

そんな人間になりたかった…。



まだあります。

例えば食事。

デートの最中上手くいっていたのに
食事でなぜか嫌われてしまった、という
人いませんか？

理由があります。
それは食欲という３大欲求に直面した際、
人はそれまで被っていたペルソナを
脱ぎ捨てなくてはならないのです。

面接の時もそうですが、
人は予期せぬ出来事に直面した際、
その人の本性を露呈します。

食事の際に猫被っていても
それは相手に対して警戒を解いていない、と
言う意味で失礼に当たるし、
かといって素の自分をさらけ出しすぎると
ギャップに相手が戸惑ってしまう…。

意外と彼（彼女）の素が垣間見える。
それが食事なのです。

逆に言えばここで相手に気に入られた場合、
その後の展開も上手くいくでしょう。

性欲を取るか、食欲を取るか
はたまた睡眠欲か…。

結構人の心は動揺しやすいものみたいです。
そして初心者にもすぐ分かるのが声。

たかずったり、妙に歯切れが悪かったり、
イラついた声だったり…。

何か隠してないかい？

人は目ならぬ声ほど物をいいます。


修羅場の最中の声ほど聞きたくないものは
ありませんね…。



でもそんな声も私は聞きたいなぁ。

それはあなたの素敵な素の声ですもの。

それで相手との距離が縮まるのならば、
ですが。


心をつなげるためにも、

夢を一緒に叶える為にも、

一つの通過点なのかも知れませんね。



あ～あ、そんな人突然現れないかな～。

今年もポジティブに頑張るとしますか。



遅まきながら、ウラログの
小正月の決意とさせていただきます。


この後、バレンタインデー、
ホワイトデーの決意と続きます…
（続けたくないなぁ）





そうやって考えると、
声で人を感動させる職業ってすごいですね。


今から再就職…は無理か。

カラオケ程度で我慢するとしましょう。





では、また。