無知だった若い頃の話　続き

時刻は深夜２時。

それまで誰かと眠った事なんてなかったので、
人肌の温もりがこんなに心地よいなんて知りませんでした。

ベッドに横になって、Ｂに腕枕してもらいながらウトウト・・・

と思ったら、
Ｂがスッと立ってお風呂場へ行き、
じゃれ合ってるＡと友達に
「しばらく上がってこなくていいぞ。２時間くらいそうしてろ」
と言ってるのが聞こえました。

戻ってきたＢが、寝るのに邪魔だろうと言って眼鏡を外してくれました。

なので本気で２時間寝ていいんだ！と思ったんです。

再び目を閉じてウトウト・・・・



気が付いたら、
Ｂが私の体を触ってました(^^;

最初は服の上から、胸を触られてたんだと思う。



えっ？！



と、その時ようやく全てを悟りました。

友達が「ホテルへ遊びに行く」と言って、「嫌だったら断っていいからね」って言ったのは・・・こういう事か。

もちろん私には初めての事。
エッチの事を知らなかった訳じゃない。
そういう本は、いっぱい読んでたから。


触り始めた手を払いのけると、
Ｂは私の片手を持って頭の上に押さえつけました。

残りの手でまた触り始め、
私も残りの手でそれを阻止しようとしてました。


Ｂが耳を舐め始めました。

正直、かなりクラクラしてました。

耳・・・かなり弱いんです。


Ｂの手が服の中へ・・・お腹の辺りで私の手が阻止を続けます。


ドキドキしてて、、、

嫌じゃなかったけど・・・ダメだと思った。

だって、初めてなのに、
会ってまだ数時間も経ってない、名前くらいしか知らない人となんて・・・
キスもしてないし・・順番が違うんじゃ・・・ってそういう問題じゃなくて、、、


やっぱり初めては好きな人とじゃなきゃ嫌だ！

っていう気持ちが強くて。


Ｂの手は執拗に服の中でお腹から胸へ向かってくる。
私の手もそれを阻止しようとがんばってるけど、
力の差があって、どんどん上がってくる。

指先が乳首にまで到達して・・・

耳はベロベロに舐められてて・・・

気持ち良かった。

このまま流れに任せようかと思った。

Ｂの事は別に好きになった訳じゃなかったけど、
優しくされて女の子扱いされて嬉しかったし、
腕枕してもらってた肌の温もりは心地よかったし。


でもでも！
やっぱり初めてはちゃんと好きになった人としたかったし、
キスもした事ないのにセックスするのは嫌だった。


だから胸にまで到達した手も、がんばって払いのけてた。


欲望よりも理性が勝ってた感じ。



私、普段から涙目で、なんでもないのに大粒の涙が出る事がよくあります。

その時もただ単に涙目になってて、
それを見たＢが「泣くほど嫌なのか」と止めてくれました。

泣いたわけじゃないんだけど・・・

・・・でも普通は泣くほどの事か・・・



Ｂが「最後に１つだけ・・・いい？」と・・・
キスしてきました。


が！
私は思わず顔を背けてました(^^;;;

嫌じゃなかったけど、びっくりしたんです！

あの時、もう一度キスを迫られてたら・・・多分応じてたと思う。

Ｂは「キスもダメか」って苦笑してた。

キスから再戦するつもりだったのかな～。




ここまで読んでくださった方々、
何事もなくてごめんなさい（笑）
その後、私は何年も処女のまま、旦那様と出会います。
旦那様と結ばれた時、「あの時我慢してよかった」と思いました。




さて、実はこの話、まだ少しだけ続きがあります。


Ａと友達がお風呂場から出てきて、
私とＢはベッドを降りて、ソファへ移りました。
ソファでもＢは腕枕？肩に腕を回してきて、私はＢの肩に寄り添って、、、

やっぱりどうしても眠くてウトウト・・・

ベッドではＡと友達がエッチし始めて・・・

友達の喘ぎ声が聞こえ始めました。

私はウトウトしたまま、眠ったフリ。


あんまり長くはなかったと思う。
お風呂場で前戯は済んでたのかな。

友達のエッチが終わって、Ａが再びお風呂場へ・・・


Ｂが「ちょっと待ってて」と言って私から離れて行きました。


友達がいるベッドへ・・・　


友達は、Ｂも受け入れていました。

私がＢを拒んだから、仕方なく・・・なのかな？
ちょっと悪かったかな・・・と思ったけど、
そもそもホテル遊びを言い始めたのは友達だし、
なんて事を考えながら、
人肌が消えてスースーするのに眠ったフリするしかなかった。


後で友達はＢとの事を、コーフンしちゃってるんだから「仕方なかった」みたいに言ってました。




事が終わってＢが何事もなかったように戻ってきて、再び腕枕してくれた。
やっぱり暖かくて、心地よかったです。。。


うーーーんと・・・・湯たんぽ代わり！？