無知だった若い頃の話

高校を卒業するちょっと前の、授業はもう終わってて、学校へは自由登校で行かなくていい頃の事です。

一緒に遊んでた友達に誘われて、友達の家に泊まる事になりました。
もちろん女の子ですよ。
そして、
「夜中に家抜け出して男友達（Ａ）と遊びに行くよ」
と誘われました。
彼女の男友達と、もう一人（Ｂ）連れてくるそうです。

そんな事したこともなかった私です。
友達の家に泊まるのも初めて。
そもそも友達と学校以外で遊ぶのもほとんど初めてに近かった。

でも友達が抜け出すのに私一人でいる訳にもいかないしＯＫしました。

そして友達は言いました。

「ホテルに遊びに行こう」

この場合のホテルとは、ラブホテルの事です。

私はまだ男の子と付き合った事もなく、もちろんホテルなんて行った事はないし、びっくりたんですけど。

前々からこの友達にホテルの話とか聞いてて、中でカラオケ歌ったりできると聞いてたし、
友達んちの部屋では夜中に遊べないし、
ただ単に男女４人で遊ぶ場所としてホテルを選んだだけだろう・・・と。

なにしろド田舎なのでカラオケ店もなかったし、
今と違ってネットカフェとか、深夜営業で遊べる場所がなかったし。

深く考えず、私は反対しませんでした。

友達はしばらく考えてから、言いました。

「もし、もう一人（Ｂ）の方がなんかしてきても、嫌だったら断っていいからね」

まさかまさか。
当時から太ってた私です。
オシャレなんて全くしてないし、
自分に自信がなかったというよりも、自分が「女の子」として見られるはずがないと思ってました。
なので、なにかされすはずがない。

そもそも友達もいて４人でいて、そんな事あるはずがない。
だってホテルには「遊びに」行くだけなんだから。。。


深夜、家族が寝静まってから、中庭から外へ抜け出しました。

男友達が近所の資材置き場まで来て待っていました。
急いで乗り込み、出発～♪

車の中で軽く自己紹介。
名前を聞かれて、

「○○」

と、苗字を答える私(^^;

この場合は下の名前を答えるなんて、知らなかった。


あっという間にホテルに到着。

ちなみにガレージ式なので誰かに会う事はありません。

入ってから、軽くカラオケとかしたっけなぁ・・・

そのうち友達が「お風呂入ってくる～♪」とお風呂へ向かい、Ａが一緒に入っていきました。


この時点でも私は

　なんて大胆な・・・

くらいにしか思ってませんでした。


時刻は深夜２時。
当時は毎日１１時頃には寝てた私は、眠くてしょうがない。

Ｂに「ベッドで少し横になる？」と言われ、
眠かったので横になりました。

Ｂが隣に来て、腕枕をしてくれました。


ホントのホントに、この時点でも深く考えてなくて、ただただ眠かっただけなのです！
男の子と喋ったりした事もほとんどなかったので、
単純に私を女の子として優しくしてくれるのが嬉しかったのはあるけど。





・・・長くなりそうなので、つづく・・・