- 名前
- やがみ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 60歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 異常なまでのキス好き 脚も好き どうもSらしいw 現在、デジで会った彼女を 着せ替え...
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髪は女の命?
2009年11月26日 08:59
小悪魔編もいよいよ終わりが見えて
その次は悪魔の宴編に戻るのだが
その前にひとつ読み人に伺いたいことが
わたしの若いころ
『髪は女の命』
そういう言葉があった
わたしは男で
今は髪は長くはないが
若いころ まじキレしたことがあった
バイト先で酔っ払った社員が
はさみでわたしの髪を切ったとき
どこからか取り出した?とか後で聞かれたが
鎖とカッターを持ち
その社員の背後にまわった
多分 恵子さんが気づいて止めなきゃ
カッターで突き刺すか切り裂くぐらいしてたかもしれない
坂井ちゃんはショートだが
今はかなり伸びて肩にかかるくらいになっている
ゆうこも肩にかかるぐらいが背中くらいまで
パーマを取ればもっと長いだろう
深水もかなり長く伸ばしてる
いや 伸ばしてたが正しい
「やがみさん」
「ん?」
「髪切ろうと思うんです」
「ふむ」
「だめですか?」
「いや それは深水の自由だが」
「そうですか」
「ただ ひとつ注文するとしたら」
「はい?」
「あまりショートにはしないように」
「ショート嫌いですか?」
「そうじゃないが君がした場合 個人的な好みの問題だが
似合わない気がする」
「じゃあ ほどほどに切ります」
「うんうん」
そして手渡されるハサミ
「ん?まさか」
「今日のこの後 美容院行きますから」
「そういう問題じゃないだろ」
「そうですか?」
「髪は女の命だろ」
「くすっ そういう考えは普通なんですね」
「前 読ませたろ 髪題材の詩 あっまさか」
「あれ読んで思いついたんです」
髪題材の詩
1編目
あなたの好きな子より
あなた好みに伸びた髪
きっとあなたは彼女より
好みな髪のわたしを選ぶ
きっと 絶対 それはわたしの妄想
2編目
あなたの嫌いな髪
あなたの好きな髪
あなたの好きなのは彼女
あなたは好きなのはわたしじゃない
だからあなたの嫌いな髪に
短く切ってしまおう
夢を見ないように
夢さえ見れないように
3編目
昨日髪を切った
昨日あなたが短い方がいいって
腰まで伸びた長い髪
ばっさりと短く
あなたもびっくりしてた
これはあなたへのメッセージ
わたしはあなたの言いなり
切った髪は従順の証
3編目の歪解か
いや 建前は強すぎる一途な想いだが
この3編目は まさに服従の証として
女の命と言える髪を差し出す
これが 本当の下地
しかし 困った
ここで髪を切ったら
無責任に放り出せなくなるじゃないか
壊すよと断りをいれて壊されに来たのは
深水の自己責任
そして無責任宣言してなおも
飛び込んで来るのも自己責任
ただ 髪を切る
服従の証として差し出す髪を
受けとるということ
これは わたしの責任
坂井ちゃんもどこで吹き込まれたか
髪切りの話をしてたが
あちらは断った
ただ この深水
考えてみれば 坂井ちゃん以上に
戻れないとこまで追い詰めてる気がする
多分 いつまでも続けられるもんじゃないが
わたしの方から契約破棄はしない
後ろから突きながら
深水の髪を引っ張る
「はっ あっ 待ってください」
「ふむ」
「一応 シチュエーションをいわなきゃ」
シチュエーションじゃなく
イニシエーションが正しいのだが
この際 いいか
参考のため イニシエーション
和訳すれば通過儀礼
まあ 契約の言葉みたいなもんです
「わ、わたしは やがみ さんの あぅっ
じゅう じゅ んっ ああ いいやっ
にくにくっ で あなっ ああん
あかしに 髪っ あげますっ はぁぁぁ」
相変わらず おおざっぱな子だ
だが 言いたい事や覚悟みたいなのは伝わった
抱えるようにして
掴んだ髪を深水の目の前に差し出す
そしてその髪にハサミを当てる
なんて嬉しそうな顔するんだろ この子は
そして深水の目の前で髪は切られ
深水の息遣いで四散した
契約は成った
わたしも自分からは降りれなくはなった
まあ 後悔はしないが
なんか 男だけど髪を切るのが大嫌いなわたし
床屋嫌いは 気安く髪を触られるのが苦痛だから
切られるなんてもってのほか
切るのも然り
『髪は女の命』
この言葉って 死語?
それとも 潜在的に根強く残ってるのだろうか?
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