奇跡なんてものは…

言葉が軽くなった、と言われ続けてます。

本来の意味も知らず、
キャッチコピーの如く
使われていく、
消費されていく言葉。

思えば残念な話です。

でも言葉にも多分強弱があると思うんです。
例えば
オバマ大統領が言った演説と
どこぞのおじちゃんが酔っ払った際に
言った同じ言葉。

どちらがありがたがられるでしょうか。

考えてもみるまでもなく、
オバマ大統領でしょう。

言葉として同じだというのに、ですよ？

それは言葉はその人の全てを表すから
なんですね。

受け取る人間が本気で受け止めてあげないと
いけないはずなんです。

さてフリで述べたキャッチコピーのような
言葉。実は想像力を高めるための
一種の言葉遊びと考えた方がいいでしょう。

例えばこんな言葉。

「奇跡」

あなたは人生の中でどれぐらいこの言葉を
使ったでしょうか？
私は数え切れません。

感嘆符の一部として使うことが多いから。

「あなたに会えるなんて奇跡だ！」
なんて言葉、言ってみたいなぁｗ

本当の奇跡なんて
確率上の問題でほぼゼロに近い状態の
事を言うわけであり、
そうざらに言える訳がないのです。

言えないからこそ使いたくなる。
そんな言葉。
あなたも探してみてはいかがでしょうか。

最後に
ここを読んでくれている方へ

実はあなたが読んでくれているのは
本当に奇跡なんですよ。
だけど実際は気づかない。

気づいた人だけが行動を起こす。

最後まであがき続けた人間に奇跡が
起こるのも実は偶然ではないのです。

だから、人は頑張ろうとする。
私はそう信じたいですね。
確率ではないのです。
この世の中は…。

夢見たっていいじゃない？
奇跡は後から必ずついてくるものなのだからね。


今週はがんばりました。
ではまた。