合掌

仕事で東京へ行った。ところが当てにしていた東海道線がその時間不通。

アナウンスによると、横須賀線で「人身事故」･･･


同じ内容のログを嘗ても書いたが、東京で鉄道に乗る度に「人身事故」によるダイヤの乱れを聞く気がする。


これが「自殺」を指すことはご存知の通り。


こんな雨の日に、突進して来る鉄の塊に身を投げざるを得なかった人の絶望の深さを思う。


到底、わしなんぞには計り知れない深遠。




気の毒に。




それしか言葉がない。

誰だってそんな死に方したくはない。数万人の生活に影響を与える事だって、その時のその人には考える余裕がなかったのだろう。



ある新任の大臣が家族間での殺人の増加を経団連の責任であると会長を直接叱責した、という記事を読んだ。

非正規雇用が増え、家族の絆が断ち切られたことがその原因、というのが理屈。


わしは呆れました。


国民が毎日を生き生きと、誇りを持って生活できるように、今まで政治は何をして来たのか。

自ら進んで外国の侵略勢力に身を売り、子供の前で叩頭外交を晒し私腹を肥やすことしか考えて来なかった者ども(残念ながら少数の例外を除いてこれは事実でしょう)が、少なくともまっとうな経済行為で雇用を創出し、税金を納めて国を支えて来た財界に何を言うか。




政治がだらしないから。

日本人であることに誇りを持たせてくれないから。

子供達から夢を奪ってしまったから。


国民が日々の生活に絶望する根本原因の一つはそこにあると思います。




絶望の果てに身投げせざるを得なかった魂に合掌。


皆が日本人であることを誇りに思い生活できる国になるように。