ひらがな

もうなんどめだろう
なんじゅうどめかもしれぬ
あなたはいつもわたしのこころをはなさない
でもあなたはわたしを愛さないとめいげんしてしまう
だからこそふれたりだきよせたりはけっしてできない
れんらくをたってみても
なぜかあなたはたよりをよこすし
あおうといってくる
あえばたのしくはなしははずむが
いろこいばなしにはふみこませない
あなたのれんあいかんや
あなたのだんじょかんについてもはなすのだ
それでもわたしとあなたのあいだのはなしはけっしてゆるそうとはしない
わたしのきもちをあなたはしっているのだ
それでそのはなしをさせない
それはそれでかんけいをせいりつさせないためのほうほうかもしれない
といってあなたはわたしのまえにきかざってあらわれる
わすれてしまおうとしてれんらくをたつわたしにれんらくしてくる
そのさそいをことわることだってできるが
わたしはあなたの魅力にみいられるようにしょうだくしてしまう
なんどもおはなしをし
おかいものをし
まわりからみればまるででーとをしているかのようなてんかい
でもそれはけっしてでーとではない
そんなてんかいにわたしはこのまましぜんしょうめつをものぞむときもおおい
わかれぎわのあなたの
め
ことば
それはわたしの決断をさきのばしさせ
きたいをもたせ
さいかいをのぞませる
わかれたあとに酒をあおってしまったこともかずしれず
こんなことがつづいているかぎり
わたしのこころはときはなたれることはなく
あらたな恋にこころひらくこともできず
このままくちはてていくことになりそうでこわい




一度破れた恋に再び破れるともう心が持たないような気がする