- 名前
- まさ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 49歳
- 住所
- 大阪
- 自己紹介
- リラックスさせる会話から始めて、キス、指使い、舌使い、挿入の加減、腰の動きまでテクニ...
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年上(最終第6話)
2009年08月26日 00:52
<前回からの続き>
Mプレイを楽しむようになって数ヶ月。亮子さんとの関係は変わらずに続いていた。
週に何本かのメールのやり取り。内容は仕事のことやお互いの趣味であるサッカーのこと、一緒に読んでいる小説についてなど。会うのは、相変わらず月に1回程度だったが、会えばお互いの体を楽しんだ。普通の主婦でもあるので、あまりハードな路線には進まず、ソフトなプレイでバリエーションを広げながら。
変わらない関係性、少なくとも僕はそう思っていた。
ところが、、、
ある日のメール。いつもと変わらないメールの最後の文章に目が留まった。
「実は私、好きな人が出来ちゃった。こうなっちゃうと女って、心から感じられなくなるんですよね。メールするのは大丈夫なんですけど。わかってもらえますか?」
えっ、どうして・・・ていうか、そもそもどういう意味なの?
しばらく頭が混乱状態に陥った。
当時、僕は亮子さん以外の彼女はいなかったし、仕事が特別に忙しくなっていた訳でもなかった。むしろ付き合い始めた頃の方が忙しかった。
ただ、口説き落とそうとアタックしていた頃や、相手の性癖を見抜いて知らない快感を味あわせようと思っていた頃と比べると、彼女に対する情熱が下がりつつあったことは否めない。自分では気づいていなかったが、言われてみれば間違いなくそうだ。
しかし、彼女が他に男を作るまで気づかないとは不覚。。。
一応、彼女を取り戻そうともう一度チャレンジしてみるが、好きな人が出来たという言葉は単なる脅し文句ではなく、事実であり、一度NGを食らった僕にはチャンスがなかった。
僕は落とすまでのパワー・テクニックに比べると、継続させようとする力は極端に弱い。だから、僕との関係が続くのは、相手に対する不満があればそれをいろんな形で発信する人なのです。黙って我慢する人だと限界が来るまで全く気づかないことも。今回のケースでも、恐らく注意深く彼女のことを観察していれば、何らかの変化に気づいたはず。それを口や態度に出してくれれば、もう一度、ギアが落としモードに切り替わるので、継続することが出来たはずだけど。。。
亮子さんとは、そのメールの後もメールフレンドとしての関係は継続しているが、彼女とセックスすることはもちろん、会うこともなかった。
ちょっぴり悲しい恋の結末でした。
<最後まで読んでいただいた方、ありがとうございましたm(__)m>
このウラログへのコメント
>ぽかさん、
先に気づくべきなんですかね?
それも含めて相性なのかなぁ
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