- 名前
- RYU
- 性別
- ♂
- 年齢
- 74歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- Hなおじさんではなく「おじさま」何回もはムリだけど 指で、手で、舌で、息で、言葉で、...
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17th Country Road Part 8
2009年08月16日 15:58
ヒクヒクと締めあげながら
「なかに、なかにだして!」
「奥に、かけて!」
と叫んだ。
後にレズに寝取られる愛人とも
濃厚なセックスを重ねている頃だった。
この愛人も
「できないから…」と常に言い放ち
必ずといっていいほど、そのまま射精することを望んだ。
この頃からコンドームはとても薄くできるようになり
性感そのものを邪魔するとはとても思えなくなっていた。
だから避妊なしで性器の奥深くに放つのは
多分に精神的な満足感だけなのかもしれない。
一体になるという高揚感と
そうまでして、という快感と
事後に性器から淫らににじみ出る、という興奮は
確かにあった。
いつもはカードケースの奥にしのばせていたのだが
このときはなぜか不携帯。
さっきのホテルからも持ち出していなかったから
頭の片隅で気にしていたのだが
車内に響くようなあられもない大声での
「かけてえ」の一言に
高まりが怒涛のように押し寄せてきた。
窓を開けてしまっているから
かすかに風が吹き抜けるのに
淫臭が濃度をます。
室内灯をつけてしまっているから
全身をうっすらと覆う薄膜のような汗が
てらてらヌメヌメと光る。
窮屈だが完全に繋がったままの形で
いささか不器用に突き上げる。
「出しちゃうよ、出しちゃうよ。」
「おまんこにかけちゃうよ。」
「いいの。いいの。いっぱあい、かけて。」
「おまんこにだしてえ。」
少し腰を引くと追いかけて突き上げてくる。
前方に送り込んでも、もっと、とばかりに吸いついてくる。
二人の結合部はもはや愛液でギトギトに濡れまくり
そこに精液がほとばしって、
さらに濃度を増すことを待ち望むかのようだった。
目はつぶらなかった。
いとおしむかのように
こちらの瞳の奥を覗き込んでくる。
「ね。ね。ね。」
「頂戴。頂戴。」
「奥に、奥につっこんで!。」
「おまんこに。おまんこに、かけてえ。」
その発情した顔がとてつもなく
きれいだった。
かわいらしかった。
妖しかった。
卑猥だった。
突然、その目の焦点がかすむ。
ペニスをひきづりこむように
蠢いたかと思うと
痙攣がその動きに続いた。
また、
また、
のぼりつめてゆくサインだ。
たまらず唇に吸いつき唾液を流し込む。
手元にあったバイオレットのTバックを
吸いあっている唇の合間に差し込み
ちゅうちゅうとしゃぶりあいながら
いっそうせわしなく腰を送る。
「いくぞ。いくぞお。」
「もう。もう。きてえええ。」
「うおおおう。」
という咆哮と
「ぎゃあああ。」
という悲鳴。
その後に続く
ドクドク
という断続的な快感の波。
大量に放った。
いつもより長く放った。
激しく子宮の奥に
ふりかけるように放った。
津波のような快感が
男と女の間で完全に同期した瞬間だった。
背中が痛い。
達しながら全身でしがみついて
つめを立ててこすっていったのだ。
少しばかり血が卑猥な筋になって
残っているかもしれない。
だが、それとても快感であった。
絡んだ手がほどけなかった。
男にとって射精の後では
むしろうっとうしくなりがちな抱擁を
すさまじいまでの一体感が
満ち足りたひとときに変えていた。
だらしなく萎んでゆく佇立を
びしょ濡れの性器で包み込みながら
人妻はどこか遠くをまだ半分さまよっている。
性器からはおそらく行為の残滓が流れ出し
モケットのシートにしみこんでいるのだろうが
それとて気にはならなかった。
意識が完全に戻るまでじっと抱き合う。
互いに全裸でしがみついたまま抱き合う。
女の唇にはぐっしょりと濡れた
淡い布がまだくわえられていた。
ようやくのろのろと起き上がり
居住まいを直して女を送る。
自分でも驚いたのだが、
別れ際に翌日の約束をしていた。
うれしそうにうなずく人妻は
バイオレットのパンティを握るこちらの手を握り返してきた。
日本を離れるまでの数日間、
この人妻とは
ところを変え、
時を変えて
車内での行為にふけり、狂った。
(続く)
このウラログへのコメント
すごいですね。これはフィクションなのでしょうか。。
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