- 名前
- RYU
- 性別
- ♂
- 年齢
- 74歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- Hなおじさんではなく「おじさま」何回もはムリだけど 指で、手で、舌で、息で、言葉で、...
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17th Country Road Part 3
2009年07月11日 20:06
性の快感はイメージの量と質に比例するようだ。
感覚は所詮、脳に支配されるのだから
脳が生み出す性のイメージが
豊かであればあるほど快感も鋭いものになってゆく。
性器同士が接触しあうという実際の行為は
実は性の添え物に過ぎないのかもしれない。
特に女性にこの傾向が強いのではないだろうか?
だから
妄想が走れば快感は倍加する。
男がいなくても自慰で高まりに達せられる。
卑猥な言葉を矢継ぎ早にささやかれるだけで
身をよじり、愛液を垂らすことができる。
ペニスの挿入と言う行為がなくても
女同士で狂うことさえできる。
そして
より知性の高い女性こそが
イメージをより多く膨らませることができ
より淫らになれるのだ。
身体を開いてくれた大半の女性がこのタイプだった。
目の前で淫乱なメスに堕ちてゆく。
自らの指でこすりながら
性器を愛液で濡らし
眼の焦点をはずし
唾液を流し
自分から、堕ちていってくれるのだ。
なので
たいした体力もなく
挿入したまま何回、など夢のまた夢の
こちらでも比較的「深い」性に没入できた。
狭い車内の空間の中での性交がまさにそうだった。
現実的な快感なら
いくらでも好みの姿勢がとれるベッドの上の方が
はるかに勝るはずだ。
狭い車内での窮屈な行為に
こうまでたかまることができるのは
アブノーマルな行為だ、という心理のためだ。
だから、これに
「見られるかもしれない」という恥じらいが加わると
悦楽が沸点に達するのかもしれない。
カーセックスを嫌がる女性もいるときく。
ましてや、見られるなんてとんでもない、という女性もいる。
ベッドの上の方が感じる、という女性もいる。
だが、理由はわからないが
イメージを暴走させることのない女性は極端に少なかった。
ホテルではこちらが放つ前になんども登りつめた。
この女性も案の定、ひとたび高みに達すると、その後は
急速に
深く
何度でも
イケるタイプだった。
よがり
狂い
わめき
振りまく。
そしてどこかに飛んでいってしまう。
セックスレス夫婦なのに
自分からはどうしていいかわからない
幼い性のはずなのに
この狂いようはすさまじかった。
シーツはベッドカバーと絡んで
ぐちゃぐちゃになってシミを描き
時に腰の下に置かれる枕も
垂れ流れる愛液で卑猥に濡れた。
壁にしつらえられた鏡は
獣のようにのたくり、絡まりあう裸体を映し続けた。
たまらず、こちらがのしかかる裸身を押しのけ
しばしの休憩を取ると
自ら、バイオレットの下着をしゃぶりながら
大きく股を広げてオナニーを始める。
ここまでしてしまう自分に驚いて
そのメスの有様を鏡に見ながら
また焦点の結ばない目つきになって果てる。
そろそろこちらも放ちたくなってくる頃、
ベッドヘッドのごちゃごちゃとスイッチが並ぶ
コントローラーの上に
くわえていたパンティをふわりと置いた。
そのとたん
ダッシュボードの上に脱ぎおかれた下着の、
あの光景がフラッシュバックした。
カーセックスはアペリティフ
ベッドの上がアントレ
この次はクルマの中で乱れてから
ホテルに入ろうとした思惑がこのとき消し飛んだ。
あたかも前菜の豊饒さを求め続けるかのように
この女とはクルマの中を主戦場にしようと思ったのだ。
挿入する。
抽送する。
背後から犬の形でつながる。
向き合って座り女性器への出入りを眺めあう。
膝の下に両手を差し込んで
つないだままの身体を持ち上げてゆする。
両肩に両足をかけさせて
大きく開いた性器に打ち込む。
よく手入れされた、というより
なぜか、薄く処理されているヘアの下で
ワギナがなびくようにウェーブする。
「ああああああああああああああああ」
「いくうううううううう」
「わたし、こんなのはじめて」
「狂うの。狂うの。」
内部で蠕動が始まり
締め上げてくる。
こちらの下半身をべたべたに濡らす愛液。
押し寄せる快感。
吹き上げるマグマを
必死にこらえた。
放ったふりをした。
満足したふりをした。
何度でも射精できればいいのだが、それは不可能だ。
クルマの中での淫行への期待が
我慢を可能にした。
空のコンドームをすばやく処理した。
それにしても
はじめての性愛でここまで行ってしまうものだろうか?
確かに女の性戯そのものは幼いのだが
わずか2時間ほどの交合で秘められた淫らさが
完全に解きはなされてしまっていた。
海外出張中の亭主はその妻がここまで狂うとは決して思い至るまい。
これからの何度かの逢瀬でもっともっと淫らにしてやろうと思った。
女はもう何度目かわからないアクメ。
男は仰向けになって満ち足りた擬態。
続く佇立を隠そうとタオルをかけたが
この「休憩」でうまい具合に収まってきた。
のろのろとシャワーを浴び、
乳房をつぶしながら
ねっとりとくちづけをかわし、着替えを済ます。
そして、この決して洗練されていないホテルを後に
環状八号の夜中の1時の車の流れに乗る。
半開の窓から吹き込む風が女の髪を揺らす。
顔にかかり揺れる髪がひどくなまめかしいから
短いスカートの中に手を這わせると
やはり、性器は濡れていた。
というより、ぬれ方がまた激しくなっていた。
女は身体を乗り出し耳たぶを舐めだしてくる。
男はクロッチをずらして左の中指をぶすりと差し込みかきまわす。
女はズボンからペニスをつかみ出そうとする。
いささか怪しい動きをする車が目指すのは
目と鼻の先の東名高速入り口沿いの公園。
そこで満ち足りたはずの女の
第二関門が待っている…
(続く)
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