いきにくい　オルガスムを感じにくい人との体験

ある女の人が、自分のいきにくさ、オルガスムみたいなあこと、は改善できないのかなーと書いていたので、参考になるかも知れないので私が体験したことを少し書いておきます。
　ある時期親しくしていたAさんという人は、性的な喜びを余り感じられないところがあるような人でした。どうしてかなーと思い、いろいろ話し合ってみると、中学１年ころ、どこかで上級生の男の人から暴行を受け、とても性的な事柄に関する強い恐怖感や嫌悪感を感じるようになったこと、そのことをこれまで誰にも話せなかったことなど話してくれました。
　その他にも、小さなときから余り子供らしい声を上げて無邪気に遊んだことがなく、常に父親などのいい子になって、おとなしくして、微笑んでいるような子供だったとか。父親が子供が大声で騒いでいたりすると、喧しいと怒鳴りつけるようなところもあったそうです。
　で、成長してからも何か人との関係がうまくいかず、何か孤独な感じで生きてきたとか。

　そんなことに付いて詳しく話し合ううちに、どんな感情も抑圧しない方がいいこと、嫌なことは嫌ということも大切で、人に合わせなくてもいいこと、その方が楽で、他の人とのコミニケ－ションも楽になることなど彼女は深いところから理解し感じ取るようになりました。
その過程で、それまであからさまに怒りを表すことのなかった彼女が、怒りの感情をあらわに表現したり、大声で泣いたりするようになったのです。詳しいことは書けませんが。

　それと同時に、彼女の制的に快感を感じる度合いが深まり、それまで余り性的な喜びを身体や声で表現することのなかったその人が、声をあげ、身体を快感で震えさせるようになり、いつかあのアクメのときも迎えられるようになったのです。
　
　それは私にとってもとても感動的な体験でした。

　こういう人の例が、余りいけない人のすべてに当てはまるとは思いませんが、こういうことが何かのヒントになる女の人もいると思います。