- 名前
- マックス
- 性別
- ♂
- 年齢
- 41歳
- 住所
- 宮城
- 自己紹介
- 仙台かえって来て結構暇してます。まじめな出会いからふらちなのまで、どっちでもどーんと...
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情熱3~月光ワルツ~
2006年03月18日 04:43
見上げた空 涙で曇ってるよな夜は
お人好しな 鯨の話をしよう
情熱の破片 鞄に詰めて
溺れそうな船 助けてくれる
苦労はみずのあわとなり、解けてていく雪になる。
よく言った話で、苦労すると馬鹿を見る、、ということらしい。
親父は、まだぼうっと部屋の中で光を見つめている。過去の栄光、というか働いてた頃の記憶にすがり付いて離れようとしない。それは、次のステップにいけないということで、わずか似合った俺の貯金もきり崩して使わなければいけなくなった。
オレハジュウゴネンタッタイマ、ハジメテウマレテキタコトヲコウカイシテミタ。
人間の価値などどうということではない。金が欲しければ働けばいいだけの話しだし、知識が欲しければ勉強すればそれだけの知識が独学でも手に入る。苦労、、、なんて考えは、今目の前の金が欲しい俺にとってはなかったし、知識なんて後からでも十分付いてくる物だと思っていたので、迷わず中学を出てすぐに働いた。
そうだんあいてになってくれたあいつは、進学という道を選んだ。県内でも有名なナンバーズスクールと呼ばれる学校で、それはあいつが一生懸命努力したけっかが、そこに出たということなんだなと思った。幸いあいつの親父が残した遺産は巨額な物であったし、家族二人でフツーの生活をしていくにあたっては全然問題はいらなかったらしい。
デモオレハウラヤマシイナドトハオモワナイ。
フカクカンガエレバソコカラノミチヲ、
クサリデツナガレテシマッタンダカラ。
ギャクニカワイソウダ。
俺はあいつにそんなことをいってみた。
でも、それはあいつにしてみれば幸せなことだったのだからそれでもいいんだろう。
あいつは、こんなことを俺に聞き返した。
「お前にとって、しあわせってなんだ?」
俺にとっての幸せ?
しるか、そんなもの。
神がいるなら、俺はその神を殺したい。神は平等だといううそを言ったやつを八つ裂きにしたい。
少なくとも、18まではそんなことをおもっていた。
夕べのことベッドで思い出して泣いてる
月は君を見つけて笑ってみせる
まるでとまっているよな夜の気配に
緑色達の恋するメロディー
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