久々の電車　２

見ようと顔をあげさせられたたが、恐怖と震えでちゃんと見れない誰なのかも検討も付かない！『知らない！警察呼びますよ！！』【Ａだ！忘れたとか言わせないから！】と怒鳴られ、頭がキーンとなった。『Ａ？！！』ちゃんと冷静に見ても全く面影が浮かばない位分からなかった　それと同時に怒りも込み上げてきた『いい加減な事を。。』怖い気持ちと、怒りで涙がこぼれ訳の分からない事を言ってるこの男から逃げたくて繋がってた紐をひっぱり抜いたら　その男は私の顔を両手で掴んで自分の顔を見ろ！と言う様に私の目を真っ直ぐに見ていた！それでも、私は逃げたい気持ちでいっぱいで　その力強い手を精一杯ふり解いて全力で走っっていった。駅構内のトイレに入り、今のこの震えを押さえ、ゆっくり息をして落ち着かせていた「なんなの今のは・・・・」思い返せないほど興奮していた　心臓の音がすごかった本当に。。少し落ち着き何もなかった様に　友達との待ち合わせ場所に向かった友達は、ファーストフード店の窓越しから手を振ってた私は、ホッとして店内に入って友達に話すべきか考えながら駆け寄った。
友達はなんでも相談できる１０年以上の友達であり、親友だから話そう、話したい話さないと自分が落ち着けなかった！そしてさっきの出来事を全部話した、友達は「やっぱり生きてるって本当なんじゃない？他の友達も見かけた情報あるし　でももぉ関係ないのに今頃になって　貴方が結婚する事も誰かから聞いてるんじゃない？」私は今年結婚が決まり、あの事を完全に記憶から抹消していたのですそれを思い出すはめになるなんて・・・・・
私は、卒業後結婚を約束した彼が居ました、同棲をしていたのに体調の悪い事に気づいてあげられてなかった、彼は付き合うずっと前に癌の手術をしていたのです　そんな事も知らずに日々を過ごしていました　彼の両親は借金があり毎日借金取りが家に来る様になって家を出て親戚の叔母さんの家に居ました、そこで一緒に私も暮らす様になっていました　いずれは新居を探して２人で住める様に私もバイトをしてお金を貯めて二人は順調～幸せ～の日々はそぉ長くは続かなかった　彼が体調が悪いと訴えて病院へ行きました。
風邪かな？なんて思いながら帰って来て、私『風邪？なんだったの？』彼【俺ちょっと入院になりそうだから】私『えっ？何が悪いの？』彼【・・・・】その時の何だか理解できない胸騒ぎは別れをよぎらせました、聞かずして悟った様に泣きました
彼は何も言ってくれなかった　次の日バイトから帰ったら彼は、もぉ病院に行ってて置き手紙があり「入院してきます、お前の所に帰ってくるから」と書いてました　『笑　大げさ～ｗｗ』涙が出たのを覚えています。１年位して、やっと一時退院する事ができ１日ですが彼は、少しでも一緒に居れる時間をと朝から帰ってきました『おかえり！』【た・・ただいま！】嬉しそうにニヤけてました。久しぶりに彼の腕の中で眠れる事に幸せを強く感じ彼がくれるキスも目眩がする程でした☆
彼が急に【俺生きてたいなぁ～でも！約束！死んでも会って！次の来世になっても会う！これ約束な！】そう言って次の日に病院へ戻り、バイトや学校の単位の補講などで病院に行けず
１週間後やっと行った時「Ａさんなら退院しましたよ～」
はい？？急いで家に帰ってみたが、叔母さんしか居ない叔母さんも連絡がないと言うＡの家族に連絡してみたが「この電話は現在使われておりません・・・」どういう事？？
叔母さんにも確かめてもらったが解らず終い、その一週間友達を手当たり次第連絡して協力してもらったが手がかりは全く掴めず終いに終わった・・・私は立直れないほど寝込む毎日で
ココに居たくないから自分の両親の居る家に帰った　両親は忘れなさい！としか言ってくれなかった！それからは、一人の時間を作らない様に友達と過ごす毎日を送り疲れるまで遊んで寝る毎日を送って忘かけ記憶から抹消しかけてた時　手紙が届いてた『誰からだろう勧誘かな？』なんて思ってた早速ビリビリ破り開けて見る　　　（細部省略）
【Ｔ（←私）さんへ
元気に過ごしておられますか？この度は、事情がありまして
ご迷惑おかけしました、Ａの事でも大変お世話になりました
先日Ａの葬儀を親族で行いました。Ｔさん本当によくしてくださってありがとうございました。Ａの事は早く忘れて幸せになってください　】
忘れかけていたいろんな記憶を甦らせられました、でもその手紙に半信半疑だったのも覚えてます、実感すらできずにいました　今更。。。。
返事をだすにも、住所すら書いてない私の両親はこんなのは、おかしいと断言してましたけどね、確かに変だとは思いましたが　私にも新しい恋が始まろうとしていたので考えない事に
終わった事にしていました　　
　　　　　　　　　　　　　　～　続いちゃう～Ⅲ