- 名前
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- 日々の生活を、もっともっと楽しいものにできる、そんな素敵な方を探しています。よろし...
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小説風・・第六回 本格的再開です。
2008年05月31日 00:14
大変お待たせいたしました。
新購入パソコンも、ようやく起動にのり、それまでの殆どが復活しました。
さて、心機一転また新たなスタートです。
小説も途中でしたね。
前半部分も結構忘れちゃったりしていたので、自ら読み返して再開です。
・・・・・・・・・
私は思った。
口に物を入れて、それが気持ちいいと思ったことがこれまであるだろうか。
勿論、美味しいという感覚とはまったく違う。
全身を痺れさせるような、そんな恍惚へと誘うのだ。
これが人間の本能のひとつである、性欲の一端なのだとも思った。
先端が太く、そして滑らかな部分。その下は急に細くなり、亀頭部分とはまったく違った、ややざらついた感触の表皮に覆われたペニス。
熱く滾り、時折自らドクっとまるでその持ち主とは別な生き物のように蠢く。
その物の形を唇に、そして舌に記憶させるように咥え、舐めている。
信じられないが、それは私なのだ。
今日、初めて自分の体を、性交という理由から開いた私が、既に男の性器を嬲っているのだ。
しかも、その行為から快楽を得ている。
どれだけ彼のペニスを咥えていただろうか。
かなり長い時間に感じられたが、おそらく実際はそうでないだろう。
彼の方から引き抜くように腰を引いた。
唾液でテカテカに光った亀頭が、まるで湯気を立てているかのように赤く硬直し、私の鼻先で脈打っている。
唾液と男の匂いが混ざり合った、隠微な空気がそこに立ち込めていた。
その時はわからなかったが、後にそこが彼の限界だと知った。
それ以上の刺激は、性交の終焉を意味する。
勿論、男性の性交による最終目的は射精である。
その硬く張り詰めたペニスの先端から、精液を発射するのだ。
地球上の生物の大半がこの構造で種を繁栄させている。
動物も、魚も、鳥も、虫も。
ただ、人間だけが、それを種の繁栄以外に行うのだ。
避妊具などというものも人間だけにしかない。ただ、人間のエゴにより、勝手に避妊手術をさせられる動物もいるのだが。
それまで勿論、実際に射精する男を見たことがない。
精子の臭いも感触もしらなかった。
思えばその時、私の口の中で暴発しなかった彼には感謝しなければいけないかもしれない。
その後、どれだけ後だったかは忘れてしまったが、一度口の中に射精されたことがあった。初めての彼ではない。
しかも、それは暴発したわけでもなかった。
おそらく、その時の男は、何か勘違いをしていたのであろう。
私の積極的なペニスへの愛撫が、そうした勘違いを誘発した原因でもあるのだが、女は口の中に出されるのを好んでいるのだと・・・
全く、アダルトビデオの見すぎであろう。
粘ついた口の中の感触と、苦いようななんともいえない味が暫くの間、口の中から消えなかったことを記憶している。
全く持って不快であったのだ。
彼は腰を引いた。
私の口の中で暴発することが、私に悪いことだと思ったのか、あるいは性器に挿入する前に果てることが、男として恥ずかしいことだと思ったのか、それはわからない。
彼は正座をしているような格好の私を、再びゆっくりとベッドに倒した。
私の脚の方向へ移動し、ゆっくりと大腿を開く。
おそらくそこは夥しく濡れていることだろう。
閉じていたものが開かれるとき、必ず新しい空気に触れる。
そこが濡れていれば尚更にヒンヤリと冷たく感じた。
恥ずかしかった。
しかし、その恥ずかしさは、期せずして緊張へと変わる。
何故なら、そこは生まれて初めて、男の性器を迎え入れるのだから。
・・・・・・つづく。
このウラログへのコメント
mizuワールド、復活ですね。
お久しぶりです。
続きを楽しみにしています。
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