バイトちゃん！　その16

随分と間が空いちゃったな・・・。

さて、「若い衆」に「バイトちゃん」が僕に気があると言われてからというもの、やはり意識しないわけがない。
そう言われると、好きだという雰囲気があるようにも見えるし、勘違いのようにも思える。

いかん、いかん。仕事しなきゃ！
と思いつつも、ず～っと一緒に居るんだから意識しないわけにはいかない・・・。

するとある日、「バイトちゃん」が僕に、
「ＭＤコンポ持ってます？」と聞くので、
「持ってるよ。」と言うと、
「じゃあ、ＣＤをＭＤにダビングしてくれますか？」とのこと。
「？？？。何でＭＤ聞けるのにダビングできんの？」と聞くと、
「安いＭＤラジカセだから、ＣＤからＭＤへダビング出来ない。」という事らしい。
「いいよ、ＣＤを持って来んさい。ダビングしてきてあげるけん。」と言うと、
「じゃあ、アパートまで持って行きます。」だって。

「？」僕は、「事務所に持ってくれば」と言ったつもりだったのに、何でアパートに持って来るんかいな？と思ったので、
「事務所にＣＤ持ってくれば、ダビングしてきてあげるよ。無理にアパートまで来んでも・・・。」と、ちょっと怪訝そうに言うと、
「何か来ちゃまずいことでもあるんですか？」と言われちゃったので、
「別に何もないよ。」と答えると、
「じゃあアパートへ持って行きますね？」と涼しげな顔で言う。
おまけに、「どんなとこに住んでるのか見てみたいし。」とかヌカすし・・・。

でも、男の一人住まいのアパートに一人で来ると言うことは、どういう事か解っているの？狼になっちゃうよ！！
とか思っていたら、「若い衆」が、「いよいよ処女喪失じゃね？」とか言うので、「なんで？」と聞くと、
「いよいよ「バイトちゃん」も覚悟を決めたみたいよ！」

「え？じゃあ、逆にそのつもりなの？」と、ちょっとビックリ！！
でもまあ、実際にどうか解らないし、いきなり襲いかかって警察呼ばれても困るから（笑）ここは冷静に・・・。

そして、いよいよ「バイトちゃん」がアパートにやってくる日となりました。

続く・・。

まゆさん
「豊丸さん」もいたよ！(^^)
確かに今考えると、この頃が一番のモテ期だったのかな？(^^;)