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もういいでしょう、「チームバチスタの栄光」で読みましたよね!
2008年04月04日 20:40
異常事態麻酔医が相次ぎ退職
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=450085&media_id=2
<国立がんセンター中央病院(東京都中央区、土屋了介院長、病床数600)で、10人いた常勤麻酔医のうち5人が昨年末から先月までに相次いで退職し、1日の手術件数が2割減る異常事態になった。より待遇の良い病院への転籍などが退職理由で、「がん制圧のための中核機関」を理念に掲げる日本のがん治療の“総本山”に、全国的な医師不足が波及した形だ。【須田桃子】 >
もし「チームバチスタ…」をご覧になられていない方はこの先は読まれない方がいい(いわゆるねたばれ)と思います。
「麻酔医」に絡む「危険度が高い割にあまりにも報われない仕事ぶり」については、「バチスタ」を読むまで正直私は知りませんでした。心臓などの高度手術を施す際、手術自体は執刀している時間行われますが、全身麻酔(野管理)は手術数時間前から手術数時間後まで関わらないといけない。ある意味つきっきりでいないと施術中に何らかの事故が発生した際に、それこそいのちが危うくなる。そうかといって、手術が成功した時に患者などから「感謝」されるのはあくまで執刀医であって、麻酔医はそれこそ「スタッフ」の一員的な扱いになる。
他方、例えばペインクリニックであれば患者から直接感謝されるし、報酬も高いほうが良いに越したことがない。「国立がんセンター」といえばがん治療の最高峰といってもいい医療機関ですが、そこで勤めるスタッフそれぞれが患者から「感謝」されないと、医療自体が成り立たなくなる。今の自分達の生活も、思いもよらない周りの肩のお世話になっている、普段からの感謝奉仕の念を忘れないように、と思ったことです。
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