サーヴァイヴ

複数の異性と同時進行で付き合う事はあまりありません。それでもあまりと言う位だから全く無かった訳ではありません。

交際が始まる時にどちらからアプローチしたかで、こういった状況になる事もあります。

その頃僕は一つの恋愛が終わって、特にステディな彼女がいませんでした。色んな女性と食事をしたり、飲みに行ったりする生活をそれなりに楽しんでいました。

そんなある日、一緒に飲みに行っていた女性とヒョンなきっかけで深い仲になりました。彼女は以前付き合っていた男性にSMの趣味を教えられたようで、好んでソフトなSMを求めてきました。目隠しをしたり軽いスパンキングなど僕にとっても刺激的で、一夜の関係には終わらずそれからも継続して会う機会を持ちました。ローターを付けたまま映画館に行ったり、アナルビーズなどそれまで僕が使ったこともない器具を使ったり、毎回楽しみでした。
時を同じくして、他の女性ともそういう関係がスタートしました。こちらはピルを飲んでいるとかで、コンドームをせずにSEXを望んできました。しかも体が小さく、反応が外国人の様に激しい彼女は、色んな体位に挑戦し、これも新鮮で関係は継続されました。夜景の見えるホテルのバルコニーや、車の中でも好んでSEXをしていたので、露出癖もあったのかもしれません。

どちらも最初は、恋愛と言うよりも互いの体を求め合うような関係だったのですが、程なくして、恋愛に発展されようとしていました。こうなると僕は二股かけてしまう事になるのですが、それを隠して付き合うことが得意でないので、それぞれに進行中のSEXパートナーがいる事を伝え、恋愛は厳しいと言いました。

一人は自分ひとりを選んで欲しいと言ったのですが、もう一人は併行して付き合っても良いと言うのです。これには悩んだのですが、結局お互いと関係は続きませんでした。

今にして思えば隠して付き合えばよかったかななんて悪い考えも浮かびますが、やはり面倒は嫌なので、あれで正解だったのでしょうね。

それにしても少しもったいなかったような…