お客さん・・・。

ゲストではなくお客さん。
会員になれなかった人々のことです。
うちの店って何でも有りのように思われています。
それはハプニングバーというイメージ！！
ハプニングバーに行ったことのない人がまず抱くのは、AVで見たことがある。
男と女達がみんなで一緒になって・・・。
淫らの局地、変態達の集まる場所。
そんな感じなのかな？
特に、AVとか雑誌で見たというのは始末に負えない。
考えてみてください。雑誌にハプニングバーに男達数人がお酒を飲みながらくだらない時間を潰していると書いて、楽しく読めますか？
そこにはいろんな脚色があるし、仮に取材を受ける側も（普通の店では取材は拒否しますよ）話を広げて行きます。
そんな記事を真に受けた男達がやってこようとする。
それを判断しながら、拒否と入会を振り分けるのも大事な仕事です。

ではどういった人たちが会員になれないのか？
まず電話から・・・。
『女の子いますか？』これは×
『今、何かあってますか？』もちろん×
『単独なんですけど、乱交に参加できます？』×××
普通に場所だけを聞いてくる、その際きちんとした対応が出来なければ×です。
　あと、『OK　OK』『了解』を連発する男性（話を聞いていない）

さて、店の前に来てチャイムを鳴らします。
モニター越しに判断！！
『くわえ煙草をしている男性』×
『酒によってユラユラしている男性』×
モニターを手で隠している男性××
約３０秒後ドアが開きます。
最終チェック。
見るからに勘違いをしておしゃれにコロンを振りまいている男性・・・×
今日は女の子います？・・・×
初めてで単独男性なんですが、入会できますか・・○
『ここって乱交出来るんですよね？』・・・×
『男性一人だけど、3Pすぐに出来ます？』・・×

基本的に単独男性入会金２０００円、入場料７０００円フリードリンク、フリータイム！！
そんな価格で、何をするつもり・・・。

お店の決まり文句は２つ
『今は誰もいませんけど、よろしいですか？』
『今日は男性だけしかおりませんが、よろしいでしょうか？』
ほぼ９０％のお客様がこの言葉でお帰りになります。
（たとえ店内でどんなことがあっていようが、何もないような顔をして対応します）
これをクリアした人だけが、当店の会員になれます。
（更に店内でも数々の試練が待っているのですが・・・）

因みに11月の一月で８６人のお客様がお帰りになられております。（売上77万減ですね）

だからこそ濃～い夜が待っているのです。