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いくつもの日々を超えて

2025年12月15日 00:50

いくつもの日々を超えて

「栄光のバックホーム」を観てきました。
阪神タイガース横田慎太郎さんのエピソードを基盤とした、ノンフィクション作品です。

横田さん阪神ドラフト2位で入団し、将来を期待されながらも21歳で脳腫瘍を発症されました。
それでも懸命に病と闘い、引退試合では奇跡バックホームを見せ、球場を感動で包みました。
その後、28歳の夏に夭折され、その年の阪神は彼の思いを引き継ぎ優勝、監督の胴上げと共にユニフォームが宙に舞ったのは記憶に新しいです。

私は、皆さんご存知の通り、カープファンです。
それがなぜこの映画を観ようと思ったのかというと、動機としてはヨコシマでした。
カープ選手も少しは出るんじゃないか、だったらどんな俳優が演じるのか、みたいな興味から、でした。
ネタバレにもならないだろうからバラしてしまうと、全然出てません(汗)。
カープ阪神戦で負ける実際のシーンで、栗林投手の後ろ姿が映ってたくらいで。
あとは、カープファンにはなじみ深い当時の阪神監督、金本アニキ加藤雅也さんが演じていた、とか。

でも、いちプロ野球ファンとして、横田さんのあらゆる過去の場面がよみがえり、観てよかったと思います。
フィクションの中とはいえ、阪神が優勝するのを生まれて初めてうっかり喜びました。
そう、あの年の阪神は、優勝しなければならなかったのです。
かつてのカープで、津田恒美さんが同じく脳腫瘍を患い、闘病の末に亡くなった年、カープが優勝したように。
津田さんも32歳と若かったですよね…彼もまた、野球人としての生をまっとうした1人でした。

阪神ファンじゃなくても、感動できる作品です。
野球のことがわからなくても、人物紹介付きの字幕版もあるようなので(私が観たのは通常版)、そちらを観れば人間関係などがわかりやすいとのことです。
ひとりでも多くの人に、横田さん生き様を知っていただきたいと思います。
当たり前に生きていられることに感謝しつつ、横田さんのご冥福をお祈りいたします。

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