55

この年になりまして

会得した最新の技は

『舌を<両方>に捻ることが出来る』

これです。

以前までは左捻りしか出来なかったのですが

つい先日、両方出来るようになりました。



とここで人体の秘密について一つ

舌の上には『味らい』と呼ばれる味覚受容器があり

部位によって感じる事のできる味が決まっているそうです。

例えば先端では甘さを強く感じるようです。








以前より、自分の好物に『豆腐（冷奴）』があり

概ね毎晩のように一丁は食べているのですが、

先日は多少秋の風を感じられるくらい涼しげだったので

味噌汁の中に入れて頂きました。


ふと、こんなに食べているの冷奴と味噌汁では

『味らい』の場所如何では違った味わいを感じられるのではないか

と思い、するりと豆腐を口に含み

先日会得した『右捻り』を駆使し未知の味を体感しようとしました。

するとどうでしょう、

するどい刺激が舌の裏に走り







舌の裏をやけどしました。

・・・





もう未知の味とか秋の風とかどうでもいい事になりました。

味への探求には細心の注意を払うべし、と心に誓い

本日はこの辺で。