風力発電はやはりペイしないって事だ。原子力発電を受け入れるべきなのです

三菱商事の風力発電撤退は、日本のカーボンニュートラル国家戦略にかなり影響を及ぼしましたね～。
以前から風力発電はペイしない(投資不適)と書いて来ましたが
やはりそうなったって事です。
三菱商事が悪いというより、コロナでガラリと風景が変わってしまったのですよ。
コロナによる物価高騰で、何もかも上がってしまったのです。
長年デフレ経済だった日本でさえ、インフレになったわけですから。
このコロナ後からEUでも風力発電は割に合わなくなって来たわけです。
現在EUは、風力への投資がほとんど止まっています。要するに割に合わない、商売にならないからです。

そもそも日本に風力発電を行なえる技術力が無いのです。だから余計割高になる。
海上に吹く風だってＥＵの半分程度だから、この資材や賃金の高騰で、
ＥＵに比べて元々割に合わないのに、物価や賃金の高騰で全く商売にならない所まで
来てしまったという事です。
それは有識者なら分っているはずで、だから原子力しか選択肢が残っていないと言っているわけです。
太陽光発電は夜、雨、曇りの天候の変化で電力供給が不安定になり、調整が難しいのです。
水力発電ももう残されている地域も少ない。例えあったとしても、実現まで10年単位で掛かるし、これこそ建設コストが急騰しているから実現性に乏しい。
ここは国民も腹を括って、原子力発電を受け入れるべきなのです。
原子力発電の技術力も上がっているし、たとえ今稼働している原子力発電だって
大地震、津波が押し寄せて来ようが、炉を冷却出来る電源さえ確保していれば問題ないわけです。
二重の安全対策として補助電源を高台に設置していればよい事ですから。