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移民の詩

2025年05月31日 10:25

前にも書いたと思いますが、
銀次郎も絹江もハンサムでベッピンでした。
そのお互いが写真ひとつで一目惚れするのは、
実際の写真見た俺も、「そうなるよね～」と
思いました。
しかし何しろ、フィリッピンのバギオは遠い。
まずは手紙のやり取り、所謂文通からの交際
になりますが、船でも約1週間かかりますから、
お互いに首を長くして手紙が届くのを待っていた
ことと推測します。
今の時代、世界中とネットで繋がり、
ちょいちょいとボタン押すだけでメールが送れる。
テクノロジーの素晴らしさですが、
きっと昔はむかしで、手書きの良さや、文面に
にじみ出るその人なりとか、温もりがあったと
考えます。