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移民の詩

2025年05月12日 11:50

題名また改めて再開。
祖父銀次郎が国鉄で働いたとこまで書いたけど、
当時は家父長制言うて、財産遺言書などが
ない限りは、長男が全て相続することになっており、
次男以下、長女であっても相続の権利がなかったんですね。
なので大正~昭和初期にブームとなったのが、
移民」です。
今の日本社会じゃ考えられません、
逆に労働力不足移民を受け入れる時代ですから。
当時人気の移民先、どこだか分かります?
米国ハワイ州断トツ
日本から近い、気候が温暖、自然災害も少ない。
などの理由でした。次に人気だったのは、
やはり米国と加奈陀に及ぶ西海岸です。
この二つは中々VISAが取れないほどの人気だったそうです。
その次はと言うと、
ブラジルを中心とした中南米地域。
アントニオ猪木さんも移民2世でしたね。
ただ南米はね、一度行ったらもう日本に戻れない。
今でも行くの大変だけど、当時は骨を埋める覚悟で
渡航したことでしょう。
最後に、上海
日本の租界もあり、船で2日程度、軍隊も駐留していたので、
人気があったそうですが、
いずれの地も移民の競争があったそうで、
さてそんな時代背景から銀次郎は国鉄職員として、
真面目に働き移民するための資金を、4・5年で
貯めて。いよいよ23歳頃に移民するのでした。
その移民先はどこでしょうか?

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