駅裏に昭和レトロな喫茶店があるんだけど

「そこのプリンが絶品なの♡」「へえ～」
「閉店間際に行くと焼きプリンと手作りケーキのセットも頼めちゃう　

しかもお代はコーヒー一杯分！
お財布にも優しいし美味しいから　今度一緒に行かない？♡」

「・・・うん　そうだね　時間があったらね」絶対に断れない・・・
「やった！♡」・・・そんな会話をしたのが　確か三日前のこと

そして今　私はその喫茶店に来ている「この焼きプリンが大好き♡」「ホントに美味しい」
「ええ　このお店はコーヒーにもこだわっていてね　豆も自家焙煎しているの♡」

・・・またやられた！　
もう後の祭りで断る理由は皆無だった　私もコーヒー好きということもあって話は弾んだし
　
何より彼女と過ごす時間は楽しかった　そして「この後時間ある？♡」「あるよ」
本題のショッピングが始まった　お金は余裕があるが　体力が持たない

ネットで上手く買えないだろうか？買い物は楽しく嬉しいが
二人共くたくた「ごめん　付き合って貰った上に送って貰っちゃって♡」

「いいよ　楽しかったし　好みも分かった」
「それは良かった　でも疲れたよね？♡」彼女はそう言った後すぐに目を閉じて私にキスをした

・・・そして少し間を置いてこう言った
「ねえ？今度はいつ会えるの？♡」と 私は迷ったが正直に答えることにした　

きっと嘘をついたら余計に傷つけて後が怖い　だから言った「来週はどうかな？」
・・・すると彼女は嬉しそうに微笑んだ

それを見た私も安心した気持ちになった　
何故なら彼女もまた一緒に居たいと思っているから（たぶん）・・・

あなたに　素敵な　時間が　訪れます様にsayamanotakuya