テレビ没落の始り

今思うと、デジタル化の時に双方向メディアが実現できる　と宣伝文句があった。
　結局、ネットを繋いで今はできるようになったけど、朝のジャンケンでプレゼント企画ぐらいしか私は知らない。

　ここで　もっと視聴者の言葉を吸い上げる仕組みができてれば良かったかなぁと思う。
　例えばニュース番組で『何々を取り上げて』『何処何処が分かりにくかった』『他の国はどうなの？』とか番組を観ながら質問が受け付けられる様にすれば変わった気がする。ニコ生みたいな事。そこから深掘りや範囲拡大、別視点とか展開していけたと思う。
　どうやったら上手く言ったのかは分からないけど、双方向メディアと謳って魅力的と感じるだろうと思った人達はその構想があったわではないかと思う。


その辺りを補ったのがネットの配信とかで、スキマ時間に携帯で、自分の思った方向の動画や編集されてないソースにたどり着ける。間違った物もたくさんあるけど、知りたい事を知るのは今のテレビと比べたら差が歴然。
　あれ？おかしいな？と思ったらそこを掘り下げることができる物と、一方通行な放送。どっちを利用するか分かりそうなものだけど、それが分からないテレビの制作者。
　申し訳ないけど、時代遅れはどっちなのか明確な気がする。

ネットには「嘘も混じってる」と言うが、『本当も存在する』のが私の印象。