- 名前
- えもん
- 性別
- ♂
- 年齢
- 51歳
- 住所
- 北海道
- 自己紹介
- 帯広に住んでいる、わりと時間の融通つきやすいサラリーマンです。日常で疲れたりストレス...
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今まで生きてきた中で一番嬉しかったこと(その4)
2024年11月08日 05:15
前回までは、改正された二輪の限定解除、自動車学校の準備と思惑、募集された生徒の選抜までを書き連ねてきました。
ようやく一期生5人に選ばれて、さあ教習開始です。
と、おもいきや、1人は転勤が決まり、早々に離脱。
4人で雨の日も風の日もひたすら練習の日々。
試験当日がどんな天候かはわからないので、雨の日はカッパ着てやります。
最初のひと月は、ひたすら倒れているバイクを起こして、8の字に書かれたコースを押して、元の位置でセンタースタンドをかけると言う一連の動きをスムーズに早くする練習です。ストッフウォッチでタイムを計りながら。
これ、私、パワーがあるので、唯一得意でした。笑
今でも当時の苦労話を、その仲間たちと会うとネタにされます。
お前が早くやるから、俺たちは比べられて大変だったと...すみません(汗)
しかも、それだけ練習しても、結局は試験科目からは除外されたというヲチ。無駄な時間でした。
その次のひと月は、ひたすら一本橋の練習です。
幅30センチ、長さ15メートル、段差5センチの上を10秒以上時間かけて、ゆっくりと走らなければいけないんですけど、目標タイムは30秒設定です。
30秒を余裕でこなせれば、10秒なんて楽々だからです。
これがキツイ。夜は特に並行感覚鈍るので、全然無理。
バイクに無線が付いていて、そのスピーカーから教官から激をとばされるんです。
まだ、15秒だぞー、もっとゆっくりーとかね
実際は、15秒と言った時点で30秒経っていたらしいとは、後日談笑
確かに皆30秒クリアしてるから、10秒なんて余裕。ハンドルも殆ど動かないで済むんです。
一本橋クリアして、波状路と言う凸凹道をゆっくり走る練習をちょっとして、ようやくコース練習です。
坂道発進とか、踏切発進もある、普通自動車免許と似ているコースを3パターン覚えてひたすら練習です。
バイクは、ウインカーを指でスイッチを動かさないとカーブが終わっても戻らないので、注意が必要です。
私はこれ良く忘れます笑
大変だったのは、ふらつき厳禁。
コース上は、路肩線から何十センチ、センターラインから何十センチと決まったコースをきっちりぶれずに走らなければいけません。5センチで、ギリセーフ。
10センチは、ふらつきで、一発アウト。
それをチェックする教官は、コースの路面に這いつくばるように見て、今のは5センチズレてた。2センチズレてたって言われるんです。
正直、5センチのズレは分かるけど、2センチなんて分かりません。
車の教習ではかんがえられないでしょ?
おまけにコースでは、制限速度までは、殆ど全開スロットルです。
車の二種免許もそうですけど、キビキビ走ることが求められるんですね。
だから雨の日はカーブのゼブラゾーンを走るとリアタイヤがスリップして、外に10センチ近く流れるので、それをカウンターあてて、平然と走るんです。考えられない汗
かくして、計170時間近く走って、秋に試験当日です。
私は案の定、スタート地点から出したウインカーを戻し忘れて、次の交差点で気づくという、減点15点だけで終わり、後はパーフェクトだったらしいです。
うん、普段通りだ笑
ところが一緒に受けた同期は、普段と違うミスをして不合格。
連続で受からないとダメなので、学校側の実績とはなりませんでした。
この同期は、その次で受かりましたが。
こうして、二輪の限定解除をパス。
途中、どうしても上手くいかなくて、教官にコツを聞いても、教官もそこまでは出来ない。けど、お前たちは出来なきゃいけないから、自分で何とかしろという。
辛くて何度も止めようかなと同期と話して、お互いに励まし合ったのは、良い想い出です。
これが私の一番嬉しかった事でした。
完
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