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- 未婚・既婚を問わず、お互いがゆるく必要とするような関係を望んでいます。 当然ですが、...
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【お題日記】健康のために青汁飲んでる?
2024年10月15日 23:15
青汁。
常飲はしていないですね。
健康に良いことはわかっているので、飲みたいとは思いますが。
先日、畑の中にある「ジューススタンド」に立ち寄りました。
そこは、青汁をメインとする各種ジュースを販売している直売店です。
自社農場で育てた無農薬の野菜などを100%ジュースに加工して販売しています。
そこで、ケール100%青汁をいただきました。
スーパーなどで売られている甘い青汁とは違い、かなり強烈な味でした。
苦みも、青臭さもあります。
でも、「体にいい!」感じがしました。
同行した友人は一口飲んでギブアップ。
「絶対、無理」と言って、仕方ないので、残りは私が飲みました。
ケールは、キャベツの祖先に当たる植物です。
実は、キャベツやブロッコリー等の野菜には、フェニルチオカルバミド(PTC)と呼ばれる苦味成分が含まれています。
子どもがブロッコリーを「苦い」というのは、実はこの物質が原因かもしれません。
一方、先天的にPTCの苦みを感じない(感じることができない)人が一定の割合で存在し、日本人では8~12%の頻度だといいます。
これらの人は、キャベツやブロッコリー、おそらくケールの苦みも感じにくい人です。
私が高校生の時、生物の授業で、先生が全員に小さな紙片を配りました。
そして、先生の合図で一斉に口に含むように指示しました。
全員が紙片を口に含んだ瞬間、クラス中が
「うげぇ!」
「苦ーい!」
という悲鳴で溢れました。
その紙片は「PTC試験紙」あるいは「味盲試験紙」と呼ばれ、ろ紙にPTCを含ませたものだったのです。
先生が、「苦くなかった人は?」と尋ねると、私ともうひとりの女子が手を挙げました。
私は全く苦みを感じなかったんです。
40人中2人が感受性なし。5%の頻度ですね。
先生が、「この二人は『味盲』と呼ばれます」と言いました。
けっこうショックでした。
味盲って、ひどいですよね?
あらゆる味覚物質の中で、たまたまPTCへの感受性が遺伝的に欠如しているだけなのに、あたかも「味がわからない人」みたいな言い方をされて。
けっこう傷つきました(笑)。
ちなみにこの実験、私達の世代までは、授業で広く行われていたようです。
「遺伝」の単元で、単純劣性遺伝の例として取り上げられていました。
常染色体上の劣性遺伝子によるので、性別に関係なく遺伝するため、クラス全員を対象にして行うのに適していると考えられていたようです。
しかし現在は(おそらく差別的な誤解を生むという理由で)行われなくなりました。
PTC試験紙も市販されていないと思います。
本題に戻りますと、そのPTCを感じない私が飲んでも、その青汁は苦かったんです。
おそらくPTC以外の苦み物質も多く含まれているのだろうと思います。
友人が一口でギブアップするのも無理はありません。
それでもこのジューススタンドの青汁は人気商品で、冷凍パックで全国発送もしています。
「健康のためなら死んでもいい」タイプの人が買っているのかもしれませんね。
ちなみに私は、小松菜の葉の部分だけをリンゴジュースと一緒にミキサーにかけて飲むのが好きです。
これは、ケールよりも100倍飲みやすい。
青汁が苦手だという方、ぜひお試しください(^^)。
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