何世紀先の人類まで

前回のカレー会議から1週間しか経っていませんが、またカレー会議です。
ココイチです。
今回は夏野菜カレーとサラダのセットでした。

かつてないほどの爆弾案件を紹介されていたんですが、そのお話は流れたそうです。
安心してくださいとのことでした。
その代わりと言っては何ですが、普通の生徒さんを紹介されました。
一件落着、と言えると思います。
めでたしめでたし、なんだろうか、一応。

流れてしまったので、ざっくり、どんな生徒だったのかというと。

中3の、いわゆる不良少年でした。
ざっくりすぎますね。
15歳にして補導歴が年齢くらいあるようでした。
窃盗、暴力、無免許運転、あげくに薬物違反など、殺人以外はほぼフルコース。
と思ったら殺人未遂はあったらしく…そんな案件勘弁してよ～。

しかし高校生にはなりたいようで、心を入れ替えて勉強したい、でも学校や塾ではついていけないと。
本気で頑張るなら引き受けよう、あまり嬉しくはないけど、教育者としての器が試されるのであれば。
そう考えていました。
でも、お話自体が消えたのです。
理由は、毒親と言われていた本人の親が、性犯罪で逮捕されたから。

なんだかなぁ。
爆弾案件にビビりつつも、会ったことすらないその子の今後を憂いてしまいます。
今からでもやり直せるから頑張れ、そんな安易なことは言えないですが、どうか前を向いてほしいです。
過去は無茶苦茶であっても、本人が勉強をちゃんとしようとして、カテキョを依頼しようとした、それだけは事実です。
その子と私が出会うことは叶わなかったけど、別の形で将来に向けての学習との縁が得られることを願ってやみません。

過ぎたことは言っても仕方がないので。
これからも粛々と、まだ見ぬ若者の夢のお手伝いを頑張っていくしかないです。

という、決して軽くはない話題の後でも、チェンソーマンを読むんだと意気込む担当くん。
その切り替えの素晴らしさに、ある種の「薄情者」を感じないこともないけど、そのくらいのメンタルでないときっとこの仕事はやっていけないのだと思います。
現場で授業をする私以上に、マッチングのプランナーは悩みが多そうです。
カレーと漫画読破でストレスが少しでも発散できるのなら、どんどんやってください。

だからって危険な暑さの部屋で働くのもかなりつらいんだ。
ああ、それは担当くんとは関係なかった…スマセン。