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【お題日記】演奏してみたい楽器【最も大きな楽器パイプオルガン】
2024年04月14日 10:55
弦楽器はヴァイオリンが大好きで
管楽器ならオーボエ
鍵盤楽器だとパイプオルガンですね
建物と一体化した楽器
パイプオルガンの音を反響させるように建物自体を設計します
四角い建物に詰め込んだオルガンでは最大限に生かしきれません
教会の十字架の形のホールは左右の短い所と
オルガン正面に伸びる長い所に加えて中心の高い天井で高音と低音が上手く響きあう
特に天井の半球形のドームは音を集めパラボラ的な役目を果たして教会の形が理想的だと言う
教会のホールの形はパイプオルガンの為の共鳴箱として設計してるので
建物自体が楽器とも言えますね
(すべてでは無いです、オルガンと教会が密接に関わるようになった時代の話です)
今のように電気仕掛けでフルートに送る送風をバルブで開閉する仕組みが無かった頃は
鞴(ふいご)から送られる空気をリンクとかロープで機械仕掛けで開閉する
歴史的オルガンでは
大きなフルートの機械仕掛けのバルブを開閉するのに鍵盤を押す指の力では無理なので
色々と工夫がされていて、鍵盤に小さなバルブが有り、空気の力で大きなバルブを開閉したりすると
小さな高音部のフルートなら直ぐに反応して音が出ますが
太くて長い低音部のフルートの歌口(空気を1/2に切り裂いて音を出す部分)まで大量の
空気が到達するにはタイムラグが生じてしまう
だから高音部の鍵盤と同時に押しても遅れて低音部が響き始める
特に空気の流れが乱れてると良い音も出ないので低音フルートの歌口まで長さを取り
乱れを少なくするので歌口までの距離も太いから風量も必要なのでタイムラグは深刻な問題
楽譜通りに演奏すると極めて音痴な旋律を奏でてしまう為
低音ほどフライングしなければダメで誰でも演奏できる訳でも無く
その教会(オルガン)専属の奏者が必要で、専属の奏者は他のオルガンは癖が違うので
演奏できない状態
今は大きな送風機で大量の圧縮空気を送ることが出来るのと電気バルブで
各フルート直前まで圧を掛けることが出来るので直前の電気バルブを開けば直ぐに音が鳴り響く
それでも厳密にはバルブから歌口までの距離は低音になるほど長くなるので
完全には同じタイミングでは音が出ない
それを感じてみたいですね
演奏したいと言うよりもタイムラグを感じてみたいのです
写真は世界最大級のサントリーホールのパイプオルガンは現代のオルガンですが
出来るだけ歌口までの距離を等しくする工夫がなされてますが
高音フルートと低音フルートではかなり距離が違いますね
オルガンには高校時代から興味が有って歴史的パイプオルガンの本を見つけて買って読んでました
レコードでも3台の歴史的パイプオルガンと言うレコードも買いましたし
J・S・バッハのオルガン集とかも集めました
中には学校のチャイムの旋律がそのままロンドしてたり面白いです
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