輝く何かが誰にでもあるさ

2023年の仕事は、大晦日までの予定だったけど、一応今日で終わりました。
てか、今日で終わらせました…明日は急遽「嫁稼業」が入っちゃったので。
明日やる予定だった授業を今日に回したので、今日は2人分頑張りました。
それに加えて実家の用事もあったので、仕事量よりも移動距離がすごいことになりましたね…。

まあ、年末です。当たり前だけど。
普段とは車の流れも、人の流れも全然違います。
我が故郷の秘境も、いつもより若干ですが人口が増えているのか、他府県ナンバーの車が多く走っています。
コロナが5類になって初めての正月を故郷で迎える人は、去年よりも増えていそうですね。
何もない田舎だけど、どうかゆっくりとお過ごしください…マジで何もないんだけど。

実家の用事をした後は、父ちゃんの大好きだった「かつ庵」で総括しました。
ささみカツ定食、少なめの麦飯にあごだしとろろ付きです。

私は麦飯が大好きでよく食べていたんですが、それを見るといつも父ちゃんが「ようそんなまずいもん食えるの～」と言っていたものでした。
いわゆる戦後の食糧難の頃に子供時代を過ごした父ちゃん、田舎ではそんなに食材不足でもなかったけど、白米じゃなく麦飯を食べる機会がやはり多くて嬉しくなかったようです。
しかしある日、タッチパネルを押し間違えて麦飯を注文してしまい、食べる羽目になったんですが、その時の父ちゃんの感想が「なんじゃこれ、めっちゃうまいの～」だったという。

おそらくですが、一昔前の麦飯と今の麦飯とでは、クオリティーが格段に違うと思われます。
私も食糧難の頃に麦飯に出会っていたら食べたくなくなっていたかも。
そんなことを思い出しつつ、ぼっちのカツを味わうのも、供養のひとつでしょうか。