- 名前
- Bluewind3090
- 性別
- ♂
- 年齢
- 67歳
- 住所
- 長野
- 自己紹介
- ケッヘル番号でお話のできる方、ぜひお話ししましょう! 【2022/02/22~ 】 ...
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気になっているひとびと
2023年06月05日 23:59
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まずは岩手出身のこのおふたり。 宮沢賢治と石川啄木。 あとお隣の県出身の太宰治。
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引越荷物の中に「1994年の2月18日」の日付印が押された石川啄木集(上)の新潮文庫がありました。たしか「下巻」も買ってあったはず。しかしこの29年の間に一度も読んでいなかった文庫集。ふと手に取った上巻を寝る前に拾い読みしているのです。
-- (少々、引用していいのかしら?) なんだかけっこう身につまされるなぁ~ 感想はまた別途ね。
友がみな われよりえらく見ゆる日よ
花を買い来て
妻としたしむ
はたらけど
はたらけど猶わが生活楽にならざり
ぢつと手を見る
あたらしき背広など着て
旅をせむ
しかく今年も思ひ過ぎたる
かなしきは
飽くなき利己の一念を
もてあましたる男にありけり
高きよりとびおりつごとき心もて
この一生を
終わるすべなきか
たはむれに母を背負ひて
そのあまりの軽きに泣きて
三歩あゆまず
--
短歌って、ちゃんと味わうのひょっとして「初めて」かも。中学校の百人一首いらい? 近代短歌はたぶん初めて。だけど最初に石川啄木って選択はいいのかしら、悪いのかしら? また書きますね。
追伸
なんだか啄木って、不思議なひとだな。
このデジログへのコメント
啄木の句を、和紙に筆書きしたら師匠から
「明るい感じで、良いわね」
いや、啄木を明るく書いてはいけないのでは?
野口雨情やサトウハチローなどの方が、私の芸風には合っているようです(笑)
> うめきちさん
啄木さん、あまりにも短い人生すぎて正直本人の本当の「人格」ができる前に逝ってしまった感じですよね。その「刹那」の感情のうたが盛りだくさん。あるいはその短さをゆえなのか不思議です。
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