人を裁く側か、人とルールの中で頑張っていく側か

スキージャンプのスーツ問題は残念な感じになりましたね。
何だかもったいないなぁ。

そもそもジャッジする人が競技に関係のない第三者ではなく、
その競技に関わる人だという前提のもとで・・・

ルールが大切なのはよくわかります。
そしてルールを蔑ろにすることがその競技を腐らせることも。
守られていないと信頼は無くなってきますし、
そこに人も集まってこなくなっちゃいます。

とはいえ、じゃあルールで引かれた線を超えるまで待って、
その時に断罪することがその競技を守ることになるのかしら。
それをした人は「裁くこと」がやりたいことなのか、
それとも「このままだとちゃんとルールが守られていない状態に
なっていってしまうのでそうならないようにしましょう」ということが
やりたいことなのか。
どっちなんでしょうねぇ。

これって家庭とか、職場でも同じような話は多いと思います。
「我慢（受け入れ）」→それでも越えそうになったら「注意やアドバイス、解決への協力」
という流れだったらうまくいくのに、
「監視」→「断罪」ということをしちゃってることも結構あるんじゃないかしら。

全てにおいて協力しなさいとは思いませんが、
せめて家庭や友達間、自分の愛する組織なら前者で行けるといいよね。