人生とは…

実は、人が悩んでいるときに考えていることは、自分のことではない。

何で頭がいっぱいになっているかと言うと、いつだって周りのこと、周りの声。

悩んでしまって答えが出ないときは、こう問いかけて。

「周りはそうよね。でも、あなたはどうしたいの？」

できないことを数えてもしょうがない。ないものは、ない。
その認識が、人生のスタート地点。

私がずっと大事にしている言葉があって、それは母に幼いときに
言われた「あなたには、あなたのいいところがたくさんあるじゃない」
という言葉。

自分には自分のいいところがある。人には人のいいとこ
ろがある。私たちは、そのいいところに誇りを持って
生きていけばいいのだと、その言葉で何度も救われてきた。

人は、どうあがいても他人のようにはなれない。

この常識、良識、信念というのは、いいもののような顔をして、
実はあなたの人生をしばっていることがある。

したいようにしなければ、どのみち後悔する。

お金や名誉が大事なのではない。人生で重要なことは、
やってよかったと思うことを続けること。

ものの見方が一つだからしんどくなる。
見方を変えると、見方が変わる。

役割や自分の都合だけで人を見ていると、ちょっとした
粗が許せなくなってしまう。

人生を長い目で見ると、他人も自分の人生もコントロールできない
ことがわかる。

うまくいかない関係にも、大事な意味がある。

どんな人生でも、最後に思い出すのは人のこと。
だから、人を大切にする。

人が本質的に幸せになるためには、愛情が不可欠。あなたは存
在していていいのだという愛情を受け、安心感をもらえれば、それ
だけで人は幸せになれる。

損得を計算する頭ではなく、最終的には心の声を信じてほしい。

あなたがただ笑顔でいるだけで、喜んでくれる人がいる。
その人を大切にすることのほうがずっと大事なこと。

年齢を重ねれば重ねるほど、自分の身分だとか、肩書きなんていう
ものには意味がなくなっていく。にもかかわらず、
「昔はこうだった」なんてつまらないことにいつまでも
こだわっていたら、せっかくの自由な時間をムダにしてしまう。

人生は楽しんだもの勝ち。