- 名前
- 圭太
- 性別
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- 年齢
- 55歳
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- 愛知
- 自己紹介
- 困っている友人は、ほっとけないし大好きな人は、ついからかいたくなります。はじめまして...
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手塚治虫伝説
2025年05月14日 21:01
人間でこんな事できる人いるの?伝説のアメリカ電話事件。 もはや語り草になるくらい超有名な変態エピソード。 1980年の夏、アメリカ・サンディエゴで開催されるコミック・コンベンションに参加することになった手塚先生スケジュールを前倒しで進めると言いながらも結局出発日に原稿は上がらず 仕上がっていない原稿はアメリカから送ると約束したものの… この日までに原稿が届かなかったら 終わりという日になっても原稿が届きません。 やはりというべきか恐れていた事態が実現しちゃうんですね もはや絶望的。 当時はインターネットもFAXすらない時代、 原稿を送る手段は完全に断たれたというのに それでも手塚先生は前代未聞の方法で原稿を仕上げるという。 その方法とは国際電話でスタッフに方眼紙でコマ割りを指示し、 コマだけの空欄原稿を完成させるという。 ??? スタッフは皆困惑します。 手塚先生から電話がかかってくると すかさず手塚先生から細かな指示が下ります 一体電話だけでどうやって背景の指示をするのか 電話口で手塚治虫は喋り出します。 「ブラックジャック」の三話前6ページ3コマ目の校門をこのコマに入れてくださいとか、、 「三つ目がとおる」2話前の10ページの住宅街をよりクローズアップして全面にとか、、、 過去の作品のどこそこを参考にして背景の指示を出し始めました。 しかも本当にすごいのは 手塚先生はアメリカのサンディエゴから 何の資料もなしで一片のメモもなく すべて手塚先生の頭の中にある記憶から指示していたんです。 つまり事務所の本棚のどこに何があるか、 すべての作品の何ページに何が描かれてあるかを すべて暗記しているってことです。 立ち会った人達は先生の頭の中いったいどうなってんの? と何が起きているか理解できなかったそうです。 これぞまさに凡人には到底理解できない変態の領域ですよね。 そのおかげで 何とか帰国後に手を加えてギリギリ締切には間に合ったそうです。








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