趣味は読書、数字というもの

僕は家にいる時は、ほとんどテレビ番組か或いはテレビモニターを見ている。
最近は、ハードディスクに録画して、帰ってからそれを見ている。
リアルタイムの番組はニュースくらい。
つまり、僕は結構テレビを見ているが、録画で番組を見ている。
今、手元にないが、昔、松本清張の「渦」という本を読んだ。
視聴率をテーマにしたミステリーで、ミステリーだから、事件が起きてしまいそちらに主眼が置かれるのだが、もっと視聴率について知りたかった。
テレビ局は、視聴率をきにしている。というか視聴率獲得のために、番組を作っている。
視聴率は、多分世論調査のような方法で(何と呼ぶか知らないのだが)サンプルデータを全体の縮図として、計算しているのだろう。
しかし、僕個人は、CMで見た物を買ったり利用したりすることもあるが、結局、自分に合わなければ、すぐやめてしまうし、宣伝されていなくても、買ったり使ったりするものはするのだ。
新しく開店した店は、最初は賑わうものだが、実質が伴わないとやがては閑古鳥が鳴くものである。
どうも視聴率とか、～万部突破とかは、僕の感じにそぐわなくなっている。
テレビの映画CMで、大ヒット上映中とか、本で100万部突破などと聞くと、逆にそんなにヒットしているならもういいじゃないかと思ってしまう。
そんなに沢山読んだり見たりしてくれたなら、もう良いのではないか。
どこまで欲深なのだ。