- 名前
- kirari
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- 年齢
- 72歳
- 住所
- 広島
- 自己紹介
- 妻が完全復帰を目指して頑張っております。 妻を応援するように,障害に負けずに頑張って...
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妻の茶目っ気~ウィグ(かつら)にまつわる話
2019年07月17日 05:23
妻が入院する前の出来事です。
妻は副作用のことを心配して,
ウィグ(かつら)をすでに取り寄せることを考えていました。
未だ治療も始まっていない, 入院前なのに…
髪の毛のことは早くから気になっていたようでした。
(私は, 他の副作用(吐き気とか)の方が凄く気になってましたが。)
それで, 妻は末娘がデザインと趣味でウィグを持っていたのを思い出し
早速末娘にメールしてました。
末娘はメールのやり取りの中でこう言ったそうです。
「使えるんだったコレ使っていいよ。ただ大きさとか色とか好みがあるから。
これを持っていってあげるから付けてみたら? もし合わないようだったら
これと同じ会社から気に入ったものを通販で取り寄せたらいいよ。」と。
それで, 末娘はそのウィグを持ってきました。
それはいいのですが,
その日の夕食の時, 妻はそのウィグをしげしげと見ていましたが,
「この髪の質感がしっとりとしていて良い。色は若者向きなので私には合わないわ。
だからこのメーカーに通販で注文することにするわ。」と言い,
次の瞬間何を思ったのが, そのウィグを…
なんと私にかぶせに掛かりました。(驚!!)
そして, 私にかぶせて笑いながら言いましたよ。
「似合う。似合う。イヒヒヒ~。似合ってるよ。パパ」と。
となりで見ていた長女も
「なんとなく若いころのパパみたいだね。
パパの若いころの写真見たことあるから。」とか言い出しました。
(長女も長女だ。…ハハッ)
そして妻はさらに, ウィグを付けた私の写真を撮り
次女や末娘の所にメールでその写真を送りました。
『変態パパ』と題して~(苦笑)
写真受け取ったそれぞれの娘たちやその家族たちで, それ見て大笑いしたそうです。
次女や末娘は
「でも昔のパパみたいだね。あの頃ちょっと髪長くしてたらしいから。」
「その辺に居そうな感じだよね。」などと返信をしてきました。
そしてさらに次女の返信の言葉の中には,
「じい(私の事)が, よくもまあカツラを付けられるままにしていたねぇ。
妻を思い遣る愛が大きいこと表してるよ(エへへ…)。」とか有りましたよ。
やれやれ, 「がん宣告」がなされていたその頃だったというのに,
カツラで遊ぶなんという茶目っ気~(笑)
まあ, あまり塞ぎこんでいるようではないことの現れでもあるので,
私としては, 逆に嬉しかったですよ。(*^-^*)♪
そして,入院中の昨日のこと
私は仕事の休憩の折を見て妻にメールする中,
昨日朝は,妻は
「点滴(抗がん剤)4本してる最中。
食事はほぼ全部食べる。吐き気無し」
と返して来ていましたが
その夕方には, 「吐き気がする。吐き気止めを飲んでる。」と言ってきました。
私は,「いよいよ副作用が来たか。」って思いました。
これから先, 抗がん剤が効き始め,じわりじわりと副作用が出て来ると思います。
でもどうぞ, 妻のこんなふうな「茶目っ気と元気さ」が失われませんように。
そう願い, 祈っている私です。
今日も,長い文になってしまいました。すみません。
最後までお読みくださってありがとうございます。
今日も, 皆様の心身の安全・平和をお祈りしておりますね。
素敵な日をお過ごしになられてください。
では,また。(*^-^*)♪
このデジログへのコメント
> 麗榎さん
かつら遊びしたんだね。親しみ感じるよ。
茶目っ気元気そのままの言葉嬉しいね
はい。早く治って欲しいです。
温かい応援に本当に感謝です
職場から携帯で返信しています
なんだか読んでいたら涙が出てきちゃいました。
自分のことも思い出して(>_<)
髪の毛のこと、明るく受け止めていて強い方だな~と感心しました
>隣の奥さんさんご自身の事と重なるのですね
美しい涙を本当に有難うございます
明るくというのが,本心隠してかどうか分かりません
こんなにも親身に受け止めて戴き感謝身に沁みます
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