「思いやり」のリレー_妻の弁当作り

昨夜のことだった。

近くのアパート（うちから３Kｍくらい離れているかな）に住んでいる，娘（次女）が

妻に電話をしてきた。

「偏頭痛がしてしんどいんだけど，病院は何科に行けばいいん？」と。

妻は，

「ううん。一応，内科かな？　けど，大変だよね。こんな夜遅くにに病院に行くのは。

けど，頭のことなら絶対行かなきゃいけないね。

う～ん。〇〇病院がいいかも。」と言っていた。



娘は，痛いのを我慢して，どうやら病院へ行ったらしい。

2時間くらい後，（22:00ごろだったと思う。）病院から帰ってきた娘が

再び電話をしてきて言った。

「病院で診てもらっていろいろ治療受けて，薬をもらったりして

今は，楽になったよ。けど，その医師の先生が，

『念のために，脳外科へいつか行って，検査を受けた方が良い』とおっしゃったよ。

心配かけてごめんね。

それはそうと，これから弁当つくらないといけん。

明日は，〇〇〇（次女の娘：私の孫　の名前）の学校は給食が無いんだ。

だから弁当を今から作るんよ。明日の朝は自分は忙しいから，今夜のうちに作っておくから。」

と慌てたように言っていた。


そう。孫の学校は，11日（火）は，ちょうど運動会の予備日となっていたため

給食が無いのだ。


すると，妻は娘に電話で言っていた。

「弁当作るって，今から作ってると，夜中の0時になるよ。寝るんが遅くなるよ。

それでなくても頭痛で病院行って帰ってきたばかりだというのに。う～ん。

じゃあ，弁当のおかずだけは私作るわぁ。

作ったら今晩すぐにそこへ持っていてあげる。

ご飯だけは，そちらで何とかしんさい。炊飯器スイッチ入れたらできるよね。

おかずは作って持っていくから。

ただ，私は手がこんなんだから（手術後だから），

自分じゃ車の運転できんから，

父さん（私のこと…苦笑）に運転してもらって，乗せてもらって私が弁当届けるよ。」と。


こうして，妻は，動かしにくい手で　夜中に弁当のおかずを作り，

私が運転する車に乗って，弁当（おかず）を持って娘のところに行った。

夜中の　23:30頃だったと思う。

奇妙な形で，深夜間近の二人のドライブとなった。(*^-^*)♪



アパートに着いた。

妻から弁当（おかず）を受け取った娘は，とても喜んでいたそうだ。

そりゃぁ，そうだよね。(*^-^*)♪

「へぇ。ママ，弁当作るの速いねえ。もうできたん。」と言って

満面の笑みを浮かべていたそうだ。よかった。よかった。


娘はその娘（孫娘）のために弁当作りのことを思い，

妻は，娘のために，弁当（おかず）を作ることで，娘の負担軽減のことを思い，

私は，手術後で車が運転できない妻のことを思い，車の運転を，まぁまぁ笑顔で引き受け，

真夜中に車で走ったというわけです。(*^-^*)♪


　これって，孫←娘←妻←私　という，「『思いやり』のリレー」

と考えて良いでしょうか。

(*^-^*)（微笑）♪　♪


　孫が翌日（11日）に美味しく弁当を食べる姿を想像したときに味わえる，

「すがすがしさ」が私たち皆への報酬でしょうか。


ここだけの話ですが，

妻は，その娘に普段は口喧嘩をしたりすることも比較的頻繁にあるのだけど

昨夜は，「弁当（おかず）を作ってあげる。」って，よく言ったなぁ～と

私はちょっと感心して見ておりました。(*^-^*)♪


よかったなぁと思いましたよ。(*^-^*)♪




今は，夜の空気がややひんやりとして全く暑いとは思わないです。

寒いくらいです。

気候が変わりやすいこの頃ですが，

いつも言うのですが，皆さま，お身体に十分ご自愛くださって

素敵な夜をお過ごしくださいね。(*^-^*)♪

では，また。(*^-^*)♪