- 名前
- kirari
- 性別
- ♂
- 年齢
- 72歳
- 住所
- 広島
- 自己紹介
- 妻が完全復帰を目指して頑張っております。 妻を応援するように,障害に負けずに頑張って...
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ダイヤモンドのプレゼント(安価な値段でも思いを込めて)
2019年06月01日 01:04
あれは,…1か月ちょっと前,未だ平成の時代だったなぁ。
妻へのプレゼントを思いついたのは。
妻の病名が知らされた少し後のことだったよ。
病名を知る前後のことを先に話すね。
腕肘が痛むので,妻が病院に行き,
医師から「神経鞘腫(しんけいしょうしゅ)」と判定を受けた。
家に帰った妻から,その病名を話されても,私はどんな病気がよく分からず
「何?それ。どんな病気なん? 鞘腫(しょうしゅ)って?」と尋ねたよ。
実は,これが,先日ログで書いた,「神経の中にできた腫瘍」のことだった。
妻には,表立っては言わないが,私は,
「悪性のものでありませんように。」とあれから毎日,内緒で祈っているんですよ。(苦笑)
そんな平成の終わりごろのある日,(確か…4月二十何日だったなあ。)
私は,妻に或るプレゼントを思いついたんだ。
サファイヤ,エメラルド,ダイヤモンドなどがセットになった宝石なんだ。
お値段的にはあまり高価とは言えないかも知れないよ。(苦笑)
(カーラジオを聞いていてのネット販売の宝石で,5点セットで1万円弱だからね。)
でも自分には,これが精一杯のプレゼントなんだ。
でも,本格的に注文する前に,僕は妻にこういって尋ねてみたよ。
「あのぉ~。〇〇子(妻の名)は,え~と。ほ,ホウセキには…興味あるかな?」
すると,妻は,
「どしたんね。急に。 えっ? 宝石?
そりゃぁ,貴金属は,女だから興味は無いことはないけど。
だけど,おかしいね。 まさか,…くれるの? 嘘でしょ。
しかし, あっ。分かった。 私をかつぐんじゃないじゃろね。
それとも~。何か悪いことでもしでかして,それ隠そうとして,隠蔽工作(いんぺいこうさく)
しとるんかね。宝石のプレゼントでごまかそうとしたって,そんなのダメよ…。」
とかなんとか 言われてしまった。
中々 本気にして貰えない。 (冷汗)
それでも,私はひるまず,
「なかなか宝石なんで買ってやってないから,たまには…と思ってね。
今回,ネット販売で,高いものじゃないけど,晴れ着を着る時,身に着けてほしいと思って
買ってやろうと思ったよ。」とポツリポツリと言った。
すると,
「はぁ。そういうことかぁ。そういえば宝石なんか買ってもらうの 30年ぶりくらいだね。
昭和だったよ。平成になってからは買ってもらってないわぁ。うん。そりゃいいなぁ。
けど~,ほんまに何も隠してないんかい? 悪いことしてない? 本当のプレゼントなら…アリガト…。」
と妻は言ったよ。
どうも疑わしく思う気持ちは完全には抜け切ってはいないようだが,
なんとかかんとか,幾分本気で嬉しく思ってくれたかな?
ぐらいのところまでこぎつけた。(冷汗) やれやれ(苦笑)
言葉では,あんなこと言っておりますが,
その日の夕ご飯の晩酌の日本酒を,徳利に,
いつもよりちょっぴり多めに入れてくれたところからすると,
『ありがとう』の気持ちの表れかなと,勝手に思ってます。(微笑)
手術が済んでみないと何ともいえないけれど,
健康な間に,遅すぎないうちに,思い残すことのないようにと,
妻にしてやった私からの贈り物です。
(その宝石は 令和になって5月7日に届いたよ。)
妻が,術後に健康を取り戻し,
このダイヤモンド宝石を何度も身に着けてくれたらいいなぁ(*^-^*) ♪
と思っています。
そういう妻ですが,手術前とは思えぬほど口が達者で,
すこぶる元気な動きなので(微笑)安心もしておりますよ。(笑)
このデジログへのコメント
奥さん宝石のプレゼント嬉しかったと思いますよ(^^)
手術も無事終わりなによりです。
>愛澄さん 嬉しいと思ってくれれば本望です。有難う。
私がこんなプレゼントするのは珍しいとして
「明日 雪降るわぁ。(笑)」とか冗談を言われてました。(笑
温かいお言葉ありがとうございます
わたしは金属アレルギーなので
プレゼントされても付けれないけど
値段とか関係なくプレゼントって良いな
わたしが手術した時…旦那はパチンコ三昧でしたよw
> ☆ゆあさん ありがとう
そうなんだ。金属アレルギーなら,他のプレゼントがいいですね。
そう。プレゼントはその人の思いが感じられますよね。
そうかぁ。心遣いが欲しいと思ったでしょうね。
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