- 名前
- 松田文学男爵
- 性別
- ♂
- 年齢
- 60歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 僕はアンドロイドなんだ。 アンドロイドだって夢は見る。 でも、それはキミたちのように...
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雑談
2018年07月18日 12:59
昨日書いたフランシスコ・ペレス先生以外にも当時は外国人神父兼教授がたくさんいらっしゃった。
みんな故郷を離れて日本で暮らしている、しかも家は大学内にある寮。
神父なのでもちろん家族はいない。異国でただ一人暮らしている。
神父なので 大学だけではなく教会の仕事もある、というか、そちらが本業か。
神父兼教授の授業にはシスターが聴講に来ていて、たまにテキストを音読するのだけれど、これがまた素晴らしい。礼拝と聖歌で鍛えられているからだろう。聞き惚れてしまう。
一度、先生のスケジュール表を目にしたことがある。大学の授業と教会の活動。そしてそれ以外の時間が奉仕活動でびっしり埋まっていた。
なんだ、この人たちは。プライベートの時間がない。
これは勝てないと思った。
勝てないというのは変な表現だけど、ああいうことは自分にはできない。純粋に尊敬するしかできない。
今でもあの人たちが自分の頭の上にいる。おかげで絶対に思い上がることがない。
この時代、オウム真理教がサリン事件へと走る時代とちょうど重なる。
自分とオウム幹部たちは全くの同世代だし、たぶん似たようなメンタリティだろうと思う。
なぜ彼らは死刑台で自分はここなのか。
紙一重に過ぎない。
ただ、自分はサブカルチャーに走る前に
メインのカルチャーを学ぶべきだと思った、本物に触れるべきだと思った。
そこの違いなんだろう。
まあ、それは余談。
救済は他人に求めるものじゃないんだよなあ。
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