- 名前
- 松田文学男爵
- 性別
- ♂
- 年齢
- 60歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 僕はアンドロイドなんだ。 アンドロイドだって夢は見る。 でも、それはキミたちのように...
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不可解
2018年07月05日 23:16
昨日、牧師さんと勉強会でトマス・アクィナスの神学大全のキリストの陰府降りの部分を読んでたのよ。
キリストの陰府降りというのは、十字架で死んで三日後に復活するまでの間にキリストは死者の世界に行ってすでに死んだ人たちに説教して救いをもたらしたという教義なんだけど、
まあ、どう考えても作り話なわけであまり話題に上らない部分ではある。
でも、神学大全で陰府降りの説明を読んでたら、マルティン・ルターがなんで教会の免罪符に激怒して宗教改革を起こしたかがメチャクチャ明確にわかったのよ。
あ、これはルター怒るわwww
みたいな感じで。
で、こんなキリストの陰府降りなんて一般的に全くどうでもいいつまらないお話なんだけど、そのつまらないお話が宗教改革起の原因になって、その結果
ヨーロッパが分裂して国家が成立して・・・みたいな感じで今の自分たちに直接関わってくるっていうのが不思議で。
いや、この世界って思っている以上に神話なんじゃないのか?
宗教改革でプロテスタントが生まれなければ資本主義経済も生まれなかったし自然科学も生まれなかったし。
陰府降りなんていう戯言が世界の土台にあるなんて
曰く、不可解。
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