常に注意を

どうも、イギリスで何とか生活を送れていた者です（日本在住です）


イギリスに旅行に行くから、出張で行くから


どんなところなのか教えてくれ、注意点はあるか？

などなど、いろんな質問が寄せられてきます


注意点は、そりゃもういっぱいあります



一番は「現金を見せるな」です



私は、性格が抜けてるのもあってここら辺が無用心ですが


お買い物でお財布を広げるのは、自宅の近所の商店街だけなので

危険な目に遭ったことはありません
（商店街の方々は男女ともども、血気盛んで泥棒も撃退するほどで
常連客である私たち親子＝地域の仲間、と見てもらえてます）


ですが、ちょっと人通りの少ないカフェなどでお財布を広げようものなら


まず物乞いが寄ってくる
（ホームレスです）

次に、そこらへんに咲いてる雑草みたいな花を持った12.3歳くらいの女の子が寄ってくる
（人によっては7歳くらいの女の子のときもあり）

この、女の子がとっても危険です


やり口は色々あるんですけど

お財布を広げると「全部寄こせ！」と言って奪い去っていったり

それを追いかけると、さらに人通りの少ないところで17.8歳くらいの男の子の集団が待ち構えていて

男性であればボコボコに、女性であればレイプされるなど

かなり酷い目にあったりもします


私の勤務する事務所のスタッフは、ボスの威光に守られてるので

ロンドンの寂しいところへ出向いても、そういった被害は受けたりしないのですが


観光客は要注意です



警察も、本当に10人以上じゃないと立ち寄らない場所があったりします
（私はそれを知らずにその場所へ立ち入り、たまたまボスが弁護を引き受けた
マフィアのナンバー3に助けてもらったことがあります）


お金だけでなく、服も取られます


若い子がホームレスをしてても、誰も気にも留めない国です



観光客目当てでスリなんかもいます

しかも、グループで色々気をそらしたりしてバッグの中身を盗んだりするので

少々やっかいです



私はけっこう、人を信じやすいので

ボスは最初のころは、官公庁（とくに警察）での手続き関連しかさせてくれませんでしたが

日本と違って、こっちでの良いところは

・警察がパトカーで送迎してくれる


書類の手続きで警察署に来たりすると

これからパトカー巡回に行くお巡りさんが、事務所まで送ってくれたりします
（厳密にはダメだそうですが、ウチのボスは法廷弁護士なので優遇されてます）


ですが、海外旅行でいきなりお巡りさんと仲良くなるなんて、大変ですから

みなさんが旅行の際は、ケチらずブラックキャブに乗ることをおすすめします



私はこちらで生活してる間、バスなども乗りましたが

旅行者にはあまりおすすめしません



私の場合は、「毎日同じ時間帯のバスに乗って顔見知りさんをつくった」ので

こちらの人は、いざ何かあっても、知り合いのことはけっこう助けてくれるんです


ですが、旅行者だったりよそ者だとかなりドライ


財布を取られたりしても
「それは不運だったね、神の加護がありますように」と言って終わりだったりします


あとは、地下の道路はあまり歩かないほうがいいです


ホームレスが生活していたりもしますが

ほとんどがアンダーグラウンドの人たちのたまり場になってることが多いです


私はボスや副ボスとよく、マフィアやギャングのボスに会いに行きましたが
（裁判関連でボスに依頼がきてたので）


私たちのような、自分たちに利益をもたらしてくれる人にはものすごく優しくしてくれるんですが

よそ者＝ただのカモ扱いです

私はボスの威光で、平気な顔して歩けましたし

マフィアのボスの通達で、うちの事務所の人間に手出しするなというのがあったので

被害なしでいられましたけど


旅行者はただの旅行者

お金も持ってるし、泣き寝入りするだけだとわかっているので

少々危険なことをしてきたりもします




一番は、あらかじめ現地の人と仲良くなるのが

安全に旅を楽しめる秘訣なんですけどね


何にせよ、海外は勝手が違いますから

危険だと思ったら、その場から立ち去ることです