嫌われてナンボとか思ってた時もあったなｗ

先週の宿題で、土日明けて誰かに話して返ってきた言葉は様々。
受け取り方も、人それぞれ。
ふ～凄い鳥がいたもんだ！なんて答えられたらなら教えた人間も、少しは嬉しいはず。
逆に、そんな鳥の詳細知ってても何にもならんわな～って言われたら、どう捉えるか？？

俺の事を、仕事の勤務時間中にそんな事を討論してるなんて学校の先生みたいやな！？
みたいな事を言われた女性もいる。
何故そんな時間を俺が設けたかを誰も気づかなかったのは、俺としてはちょっと残念だけど。。。



彼女にピロートークで、ネタに走りがちだが、時にまともな話もする俺ｗ
小学生時代は本の虫だったんで、ファーブルやシートン、推理作家の作品はほとんど読破した。
周期ゼミや、カマキリの種族保存本能とかは結構ウケた気がするな～ｗ



先週話したのは、人に嫌われた一国の参謀の話。
三国志の中から、かいつまんで話したのだが要約すると以下の通り。

兵糧や資源に乏しい自国を憂いて、他国を侵略し大国への基礎固めに貢献した参謀がいた。
実際に他国を凌駕し始める国へと変貌しだした。
だが、彼の性格は自己主張が強く他の幕僚から白い目で見られることも多く、対抗意識の
塊の様な性格であつた。
また偏屈であり他の参謀や将軍の落ち度を見つけては、事細かに主君に讒言し周囲の人間を
辟易とさせた。
意見の異なる人間には折に触れ多くの人間が、会する場で論破したり恥をかかせる事を、なんとも
思わない冷血な部分もあった。
能力が高くとも、これでは周囲から疎まれるのも当然である。
結局、この国は分裂を来して滅亡に向かった。
君主が、この様な極端な人間を重用したので他の優秀な人材が去っていったのが
主な原因だと考えられている。


いつも周囲には好かれていたい！変な奴！！って思われたくないって考えるのが普通の人間だろう。

現代に当てはめて考えてみると、雇用主や上役に嫌われない様に、残業をする。
しないと後ろめたい気持ちになる様な環境。
暗に圧を掛けてくる同僚もいたりする不幸な職場。
逆に自分の能力を誇示して、常に全力投球。
自分自身の能力を証明して、上役や周囲の期待を一身に背負いキャパオーバーになる若者。

俺ら世代だと、忙しければ忙しいほど、自分が重要人物ぽく見え、それがステイタスだと考え違い
してる同年層も多い。


俺も30手前くらいは、こんなに酷くは無いが孤立無援状態になった事がある。
出世や昇給、どうでもいいや！　嫌われても転職すりゃエエ！みたいに投げやりに
考えてた。
でも人間は、周囲との良好な関係なくしては成長しづらい！って気づいたのはこの頃。

まともな自己主張は、当然必要だけど適度なバランス感覚はそれにも増して周囲との
軋轢を生まない為に、大切な要素じゃないのかな？？

なんて話をしたんだが、彼女が少々涙ぐみだしたので困ってしまった。


人付き合いは、上手な方が良いのだけど八方美人と陰口叩かれるのもイヤだし
なかなか難しいんだよな、良好な人間関係を築くのは。。。