- 名前
- ぴよん
- 性別
- ♀
- 年齢
- 51歳
- 住所
- 岩手
- 自己紹介
- 40代の2児のハハです。 ガラケーなので、スキ!がつけられません。ごめんなさい。 ...
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子育ては、親育て。
2017年05月10日 01:22
オモテのプロフ、若干 変えてみました。
「なんでも歓迎(でしたっけ?)」から、「デジ友」に変更。どぞ、ログで いじり倒してください(笑)
毎朝、子供たちは、元気よく「行ってきまーす」と出かけていく。
下の子は、4年前、手術と入院をした。
小児科病棟には、ご存知のとおり 様々な患者さんがいた。
見た目なんともない うちの子は、毎日元気に遊んでいた。
味気ない、野菜ばっかりの食事も、頑張って食べた。
手術の日はさりげなく。
手術室の中まで手をつないで入った。
DVDを見せながら麻酔を導入。腕の中で、だらんと脱力しきった子供を台に寝かせ、私は涙目で手術室を出た。
12時間後、手術終了。
翌日、ICUに行った私が見たのは、包帯でぐるぐる巻きになり、ぱんぱんにむくんだわが子だった。
「目覚めて、お母さんに会いたいと言ってます」との知らせをうけ、ICUへ急ぐ。
まぶたも腫れて見えない様子。
「かあちゃん…?」と首を動かす子に、「かあちゃん、ここだよ!」と声をかけたら、子供は、しっかりと私のほうに顔を向け、ひとすじ涙を流した。
痛いよなあ。
わけわかんないよなあ。
ごめんなあ。
でも、ちゃんと、ここに いるから。
そんな思いで、テープだらけの小さな手をにぎってあげた。
抜鈎が終わると、次に服薬治療が始まった(2つの病気にかかっていたので)。
副作用で、子供の顔は、みるみるふくらんでいった。
薬が効きはじめると、投薬量も減ってゆき、顔も だんだんと元にもどっていきった。
「大変そうだねー」。
何回 聞いたことか。
でも、小児科病棟で我が子についているママたちには、大変なのが日常。
なじょでもない。
みんな、心中は大波なのに、笑顔ですごしている。
毎晩、子供用のベッドに一緒に横になった。
子供の寝顔を眺めながらも、眠れない日々が続いた。
私の両親や近所のママ友、子供が通っている園の先生がたが見舞いにいらしてくださった。
両親は、遠方から出てきてくれて、うちのことをやってくれた。
ありがたかった。
退院して1年半、自宅療養ののち、子供は集団生活に戻った。
お友達は、入院前と変わらずに接してくれた。
園サイドでも、様々な配慮をして下さった。
あれから4年。
おかげさまで、子供は病気を再発していない。
が、警戒はしなければならない。
もうすぐ運動会。
今年も、応援係の下の子が見られる。
子育ては、親育て。
全く、そのとおりだと思う。
ノンフィクション です。
このデジログへのコメント
当方も、見た目は普通の内部障害児を男手一つで育て上げました。
今は正常に戻ったので問題はありませんが、入院中や通院中は子どもに励まされました。
お母さん、頑張れとしか言えません。
「子育ては親育て」
沁みます。
以前にCMで
子供と親は同い年ってやってましたね。
その通り、なんですね。
うん。
羨ましいな。
教科書はないけど
いっぱい教えてもらえそう。
いいね。
「子育ては、親育て」全くその通りだと想います
どこまでがノンフィクションで、フィクションなのかな?
そんな感覚に陥りました
知人の子供さんが同様な闘病生活をしていたので、見舞いに行き理解してます
子供に感謝
両親に感謝
周りの人達に感謝
そして、がんばった自分自身も褒めていいんじゃない?
> Dmitriyiさん
返信が大変遅くなり、すみませんでした。
コメ、ありがとうございました。その節は、おつかれさまでした。
これから先、無事に育ってくれることを祈るばかりです。
> JJ自由時間さん
返信が大変遅くなり、すみませんでした。
コメ、ありがとうございました。
まわりにはたくさんお手本がありますが、大事なのは、親がブレないこと。それに尽きると思います。
> 善沢直樹さん
返信が大変遅くなり、すみませんでした。
コメ、ありがとうございました。
今回は、全部 事実です。
教えられたこと、学んだことが てんこもりの 入院生活でした。
> 風人さん
返信が大変遅くなり、すみませんでした。
コメ、ありがとうございました。
そうですね。子ども同志のほうが、強く繋がっている気はしますね。
大人同志だと、なんか希薄な感じがいなめません。
> ジョージマ・イケルさん
返信が大変遅くなり、すみませんでした。
コメ、ありがとうございました。
本人がしっかり生きていけるよう、見守りたいと思います。
私も まだまだ 気張らねば(笑)
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