- 名前
- tarashi
- 性別
- ♂
- 年齢
- 57歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 外見はまじめ。60歳代だけど禿げてませんよ。小柄だけど、体力あります。性格はのんびり...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
パンズ ラビリンス 美しも悲しいファンタジー
2007年03月25日 23:04
DVDで見ました。この映画を理解するにはまず1944年という時代背景があります。スペインはまだ内戦中です。フランコ軍の大尉(Captain)と再婚した母と一緒にオフィリアは山の中の大尉の屋敷を訪れます。母のお腹には新しい父親である大尉の子供も宿っています。オフィリアは山の中の道で石のかけらを拾うのですが、それは道端の不気味な石像の目にぴたりとはまりこみます。反フランコ軍の協力者を残虐な方法で殺す義父である大尉。オフィリアは屋敷のそばにラビリンス(迷宮)を見つけますが、そこにはパン(スペイン語ではfaun?とか言ってました)神(昔読んだ「パンの大神」を思い出しましたが、あれって半獣半人の姿だったと思いますが、このパンは木の化け物です)に出会います。彼女は地下の国のお姫様であり、やらなくてはいけないことが3つあるのだそうです、それも満月の時間までに。現実の世界では、子供を産もうとする母親は難産となり、やさしい召使や医師は内偵であることがばれて大尉につかまり・・・。困難を排してつぎつぎと与えられた課題を果たすオフィリアですが(「あー、食べちゃダメ!!」とつい、言ってしまいますよ)、ついに義父の魔の手がせまり・・・。
現実が幻想と交わる時になにがおこったのでしょうか。無垢の魂は救われたのでしょうか。
このような残虐で怖い場面がある幻想映画こそ、僕は子供に見せたいと思いました(実際、僕の小学2年生の子供は見ていたんですけどね。字幕(英語)がわからないので質問ばかりしていました)。
2007年秋に公開予定だそうですが、絶対見に行って下さい。ただのファンタジーじゃないですよ。大人の映画です。絶対満足します。
このデジログへのコメント
コメントを書く