フラガール　有楽町シネカノンで凱旋ロードショー

今なら１０００円で鑑賞できます。「ゆれる」もね。
キネ旬や日本アカデミー賞などで絶賛を浴びた「フラガール」が有楽町シネカノンで、現在１０００円で鑑賞できます。で、日曜ですが一人ということもあって、劇場ど真ん中で鑑賞できました（それも開演５分前にチケットを買ってですよ）。
　うーん、よく出来た映画です。
　泣きの場面、笑いの場面、感動の場面がくるくるとテンポよく現れてきます。
　筋が見えても、想像通りの場面で感動してしまうのです。
　古典的な映画の文法をこれだけ踏襲しているのもめずらしいのではないでしょうか。
　風来坊が街を救うなんていうとアラン・ラッドの「シェーン」このかた、いくらでもありますが、フラダンスの先生が田舎町にたどりついて、そこの娘達をプロダンサーになるまで鍛え上げ、なおかつ町の人々の心まで変えてしまうって、一直線すぎて、見ていて気恥ずかしいほどですが、なぜか素直に感動させます。それが、監督や脚本の力だと思います。
　うん、これは見て損しなかったとはっきり言えます。