- 名前
- tarashi
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- 東京
- 自己紹介
- 外見はまじめ。60歳代だけど禿げてませんよ。小柄だけど、体力あります。性格はのんびり...
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善き人のためのソナタ
2007年03月19日 08:06
渋谷で見てきました。ほぼ満員でした。で映画館はけっこう見にくいことで定評あるところ(?)なんですが、僕はわざわざ2階席で見たのに、2列目で、前の人たちが行儀のいい人たちのため字幕(画面下方)が大変見にくかったです。ドイツ語なので、ヒアリングはまったくできないし・・・、本当に首が疲れました。
でも映画は面白かったですよ。
ベルリンの壁崩壊の4年前が舞台。劇作家ドライマンと恋人である女優クリスタは国家保安省による盗聴を開始されます。それというのも、クリスタに横恋慕した大臣がクリスタを情報提供者に仕立て上げて、自分の情夫にしようと考えたからです。ドライマンの家のすべての部屋に盗聴器をしかけた保安省ヴィースラーは屋根裏で彼らの盗聴を始めます。党に対して忠誠心を持つ彼ですが、自分が盗聴している2人の会話を聞き、「本気で聴く者は悪人にはなれない」という曲「善き人のためのソナタ」を聞くにおよび、涙とともに自分の属する組織に対して懐疑を抱き始めるのです。ドライマンは友人たちと東ドイツの自殺についての論文を書き、西ドイツのシュピーゲル誌に持ち込み発表するのです。大臣の命を受けて保安省はクリスタを薬物の違法使用(実際に薬物中毒になっているのですが)の嫌疑で拘束し、ドライマンが件の論文を書いた証拠のタイプライターの隠れ場所を告白させることに成功します。
恋人を裏切ったクリスタは・・・・・。
そして、ヴィースラーは組織を裏切った容疑で・・・・。
2年後、地下にある、一般市民に届けられる郵便物に蒸気をあてて開封し調べるだけの閑職にいたヴィースラーたちのもとにベルリン崩壊のニュースが届きます。
さらに2年半後、自分が監視されていたことを知ったドライマンは資料を調べ、ヴィースラーの存在を知ります。彼はヴィースラーにある形で感謝の意を示すのです。
最後のヴィースラーの表情のショットをもう1,2秒見ていたかったです。
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