不倫の条件

「不倫」が恋愛の極致だからこそ「愛の流刑地」なんて小説も生まれるわけだ。独身同士の恋愛は「結婚」という「小切手」を不渡りにするか否かという問題がつきまとう。つまり、相手の異性との恋愛感情だけでは成立しない、「結婚の条件」がつきまとう。おそらく「不倫」では淫乱？と思われる相手でも好きになれるし愛する事も出来る。しかし、その女性を女房にしようとなると、これは話が違ってくる。出社後、淫乱女房が何をしているのか、考えただけでウンザリするであろう。子供を産み育てる問題も不安がつきまとう。しかし、その女性が他人の妻であるなら、淫乱妻に文句を言う必要はない。気軽に出会ったその日から、ねんごろになれるのだからそれはそれだ。心配なのは、俺とそうなるように、翌日には又同じことを別の男としている不安くらいである。病気が怖いね。嫉妬はないな、俺が泥棒の片割れくらいの気分だってことだ。「淫乱」は極端だが「不倫」をするに当たって、その人妻が性的に「好奇心」を持っていることが絶対的条件だろう。セックスレスで「不倫」はありえないからね。万に一つあるとしても、それは例外に過ぎない